マーチンゲール法の効果は?シミュレーション検証してみた【負けたら倍賭け】

ギャンブルの必勝法といわれる「マーチンゲール法」。

カジノ、競馬、FX…など様々なギャンブルにおいて絶対に一度は耳をはさむ戦略ですが、

  • そもそもマーチンゲール法ってなに?
  • 本当に勝てる?儲かる?
  • どれくらいの手持ちがあればできる?

など分からないこと気になることがたくさんありますよね。

もちろん筆者もそのうちの一人。ということで今回は、この「マーチンゲール法」について徹底的に検証・解説してみます!

 

マーチンゲール法とは?

マーチンゲール法とは、「倍賭け方法」「2倍賭け」とも呼ばれるギャンブルの戦略で、「負けた2倍の額を永遠に賭け続けることで必ず勝てるテクニック」として知られています。

もう少し分かりやすくいうと、

  1. 負ける
  2. 負けた額の2倍をベットする
  3. 勝つまで繰り返す

この3つのサイクルを回していくことで徐々に勝利金が膨らみ、勝率50%のギャンブルに有効といわれているテクニックです。

 

マーチンゲール法の使い方

マーチンゲール法の使い方はいたって簡単。上述したように「負けた後は2倍賭け!」を徹底する、それだけです。

  • 2倍
  • 4倍
  • 8倍
  • 16倍
  • 32倍
  • 64倍

と賭け金を倍々(倍プッシュ)していくだけなので、誰にでもできちゃいますね!

でも「大丈夫かこの戦略?」「そんな美味しい話があるかいな!」というのが本音ですよね?そこで今回はこのマーチンゲール法をシミュレーションしてみました!

 

マーチンゲール法をシミュレーションしてみた【検証】

【追記】某カジノでルーレットをプレイする(理由は勝つことではなくそのカジノを利用してみたかっただけ)のにマーチンゲール法を試したのだが、なんと速攻で負けてしまいました。

納得がいかないライティングスタッフの総力を結集してマーチンゲールシミュレーターを作ってみましたので是非試してみてください!

マーチンゲール法検証ツール

1回のミニマムベット(賭け金)と、所持金、目標額(所持金除く)、テーブルリミット、繰り返し数を入力し、「検証」をクリックすると、自動で所持金の推移が観察できます。

そりゃ確かに負けるときもありますが、某カジノのルーレットのように即負けるなんて、30回に1回もないですね、納得いきません!!

カジノテーブルとチップ

ということで早速、表をつかってマーチンゲール法をシミュレーションしてみますが、カジペディアの専任から「初心者でも分かるように!」との命を授かってるため、検証のルールは予め以下のように定めておきますね。

  1. 通貨は日本円(¥)とする
  2. 勝利金は賭け金の2倍とする

 

マーチンゲール法で3回まわした場合

回数 結果 ベット額 リターン 損益
1 負け 100円 -100円 -100円
2 負け 200円 -200円 -300円
3 勝ち! 400円 +800円 +100円

では、$1相当にあたる100円でゲームをスタートしてみます。

1回目は負けたので、ベット額の100円がマイナス。

2回目はマーチンゲール法を使って倍賭けしましたが、残念ながら負けてしまい、損益は1回目の-100円と今回の-200円の合計-300円。

3回目でやっと勝つことができたので、ベット額の400円が+800円(2倍)となり見事ハッピーエンド…かのように思いますが、全体の損益を計算するためには+800円から「今回の賭け金」と「これまでの損益」を引かなくてはなりません。

  • 今回の賭け金:400円
  • これまでの損益:-300円
  • 800円-(400円+300円)=100円

あれ…3回プレイしてやっと100円ですね・・。では、10回まわすとどうなるのでしょうか?

 

マーチンゲール法で10回まわした場合

マーチンゲール法はカジノの必勝法だ!そんな微々たるカネなわけがない!」筆者も最初はそう思いました。けど、シミュレーションすればするほど、その希望は失せる結果となってしまったのです。

回数 結果 ベット額 リターン 損益
1 負け 100円 -100円 -100円
2 負け 200円 -200円 -300円
3 負け 400円 -400円 -700円
4 負け 800円 -800円 -1,500円
5 負け 1,600円 -1,600円 -3100円
6 負け 3,200円 -3,200円 -6,300円
7 負け 6,400円 -6,400円 -12,700円
8 負け 12,800円 -12,800円 -25,500円
9 負け 25,600円 -25,600円 -51,100円
10 勝ち! 51,200円 +102,400円 +100円

はぁ!!?(*´Д`)

マーチンゲール法で倍賭けしていくもんだから、最初は100円だった賭け金(ベット額)が10回目には51,200円と数万単位に。

そして、勝ち金(リターン)も10万を超えたと思いましたが、先ほどのように「今回の賭け金」と「これまでの損益」を差し引いたら、最終的に手元に残ったお金はたったの+100円。

「損切り設定しておけばよくない?」「んじゃ初期ベット額を数万にすればいいじゃん」といった声が聞こえてきそうですが、そもそも論としてマーチンゲール法にはいくつかデメリットがあるんです。

 

マーチンゲール法のデメリット

カジノチップ

マーチンゲール法のシミュレーション表を見て分かったと思いますが、倍賭けし続ければいずれ勝つときが訪れ、「たった一回の勝利」でこれまでの損益を一瞬で取り戻すことができます。

しかし、そんな美味しい話が実在していればカジノなんて余裕すぎるし、そもそもビジネスとして運営するハウス(カジノ運営側)がそんな必勝法を見過ごすわけがありません。

また、自分の軍資金の問題もありますよね。

 

ミニマムベットによる最低額の制限

先程のように賭け金が100円($1)くらいであれば数万で済みますが、ブラックジャックやバカラが遊べるカジノテーブルには「ミニマムベット(最低賭け金)」というものが設置されています。

これは各々のカジノによって異なるので一概にいえませんが、ミニマムベットは$5が一般的。$1=100円で計算したとしても、最低賭け金は$5=500円となり、500円以上でなければゲームに参加することすら出来ません。

しかも、500円スタートで先程の10回目勝利の計算に当てはめると、10回目のベット額は25万6,000円とかなり高額な資金が必要。なのに最終損益は+500円と少額です。

 

賭け金(ベット額)が膨らみすぎて手持ちが尽きる

というように、数百円単位で計算すると優しい額面にみえますが、初回のベット額を1,000円、1万にしようもんなら途中で膨大な資金が必要になり、大富豪でも焦るほどビックリな額面となってしまいます。

例えば、最初のベットを1万円でスタートすると、たったの5連敗で累計損益が-36万円、9連敗すると-511万円、10連敗では-1023万円まで跳ね上がります。

つまり、「んじゃ初期ベット額を数万にすればいいじゃん」というさっきの回答としては「大富豪ならできるよ」ですね。

 

テーブルリミットによる回数制限

また、カジノテーブルにはマックスベットというテーブルリミットが設定されています。

これは「このテーブルではMAX〇〇円まで賭けられます」を表すもので、それ以上の金額は賭けることができません。

例えば、マカオの一部のカジノでは

  • ミニマムベット(最低額):約500円~約2,000円
  • マックスベット(最高額):約40万円

と設定されており、どんな大富豪であっても40万以上は賭けられないのです。つまり、マーチンゲール法で高額配当を狙ったとしても、テーブルリミットによる回数制限があるため途中でやめざるを得ない状況となるんですね。

 

ハウスエッジの存在

また、カジノを含むギャンブルには「ハウスエッジ(控除率)」と呼ばれる胴元の取り分が発生するため、カジペディアスタッフの知る限りでは勝率50%というゲームはまずありません。

勝率50%と呼ばれるゲームには、ブラックジャック、バカラ、シックボー(大小)、ルーレットの「赤/黒」や「奇数/偶数」といった賭け方などがあげられますが、どれもハウスエッジによって勝率がもう少し落ち込みます。

「実質2分の1で勝てる」と言われているだけで、「本当はそうではない」ということも学んだうえでマーチンゲール法のつかうか判断しなければなりません。

 

カジノゲーム(勝率50%)の連敗率は?

勝率50%

プレイするゲームの勝率が50%(ペイアウト1:1)と仮定した場合、

  1. 勝つ
  2. 負ける

のどちらかとなり、当然ですが、連続の結果がでるパターンは何度プレイしようとも「1通り」となります。つまり皆さんが学生のころ勉強した「確率計算式」をつかえば総プレイ数の連敗率が求められちゃいます!あらカンタン!

プレイ回数 計算式 連敗率
1 1÷2×100 50%
2 1÷22×100 25%
3 1÷23×100 12.5%
4 1÷24×100 6.25%
5 1÷25×100 3.12…%
6 1÷26×100 1.56…%
7 1÷27×100 0.78…%
8 1÷28×100 0.39…%
9 1÷29×100 0.19…%
10 1÷210×100 0.097…%

もちろん連勝率にも当てはめられる数値ですが、5連敗する確率は3%。つまり、

  1. 負け
  2. 負け
  3. 負け
  4. 負け
  5. 負け

という結果になるのはたったの3%ということですね。ただし、「あら…ってことはマーチンゲール法で数万円回してもほとんど連敗はないってこと!?」と考えている方は注意が必要。

確かに確率だけみれば連敗する確率は低いといえますが、「その数パーセントがどのタイミングで起こるのか」は神のみぞ知ることです。

もしかしたらあなたがマーチンゲール法で挑むその1回目で10連敗するかもしれませんし、1000回挑戦しても起きないかもしれません。

「もし万が一その数パーセントが訪れたら…なんて考えていたらギャンブルなんて出来ねぇよ!」と言い切れる方は本当のギャンブラーなのでぜひ実践してみてほしいですが、万が一その状況に陥ったときはカジノ側から詰められ、膨大な借金がまっています。

それをちゃんと理解しておきましょうね!

 

【結論】マーチンゲール法はハイリスクローリターン

まとめますが、マーチンゲール法は以下の条件によって縛られているので「ハイリスクローリターン」といえる戦略です。長時間耐えて、耐えて、勝ち金は一定。

この仕組みを逆に利用すた「パーレイ法(勝ったときだけ2倍賭け)」なんて方法もありますが、負けたときに2倍賭けする今回のマーチンゲール法は

 

クソも使えません!

 

もしどうしても…ということなら、しっかり損切りルールを定め、

  • 〇回負け続けたら辞める
  • 資金が+10%になった時点で速攻テーブルを離れる

など、自分へ鬼ルールをかし、それを徹底してください。でないと利益確定(プラスで終える)なんて一生できません!

 

まとめ

ハウスエッジがあるので勝率50%というゲームはまずない

マーチンゲール法を使うには富豪のような資金力が必要

資金はあってもベットリミットがあるので途中で倍賭けできなくなる

 

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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