映画「テキサスの5人の仲間」から学ぶポーカーの醍醐味

「テキサスの5人の仲間」は、1966年に公開されたアメリカの西部劇映画で、ポーカーを中心に展開する物語のラストが痛快であるとファンが多い作品です。

今回は、テキサス5人の仲間についてはもちろん、この映画を通して感じられる、ポーカーの魅力や醍醐味について迫ります。

 

テキサス5人の仲間

テキサス5人の仲間

テキサスの5人の仲間」(原題:A Big Hand for the Little Lady/小さな貴婦人の大きな手)は、1966年に公開されたアメリカの西部劇映画です。

シドニー・キャロルの脚本を、フィルダー・クックが製作兼監督した作品で、ポーカーゲームを中心とした物語となっています。

ヘンリー・フォンダ、ジョアン・ウッドワード、ジェンソン・ロバーズなどが出演しており、ラストのどんでん返しが我々視聴者を釘付けにする、カジノファンに絶大な支持を得た作品です。

 

スタッフ

製作/監督 フィルダー・クック
脚本 シドニー・キャロル
音楽 デヴィッド・ラクシン
撮影 リー・ガームス

 

キャスト

  • ヘンリー・フォンダ(メレディス)
  • ジョアン・ウッドワード(マリー)
  • ジェイソン・ロバーズ(ヘンリー・ドラモンド)
  • バージェス・メレディス(ドク・スカリー)
  • チャールズ・ビックフォード(ベンソン・トロッペ)
  • ケヴィン・マッカーシー(オットー・ハバーショー)
  • ジョン・クォーレン(ジョス・ビューフォード)
  • ロバート・ミドルトン(デニス・ウィルコックス)
  • ポール・フォード(C・P・バリンジャー)
  • ジェラルド・ミチェノード(ジャッキー)

 

あらすじ

とあるホテルに西部きってのギャンブラーが集まり、年に1度のポーカーゲームを開いていました。

集まった面々は

  1. 金持ちの葬儀屋「トロップ」
  2. 法廷を抜け出してやってきた弁護士の「ヘイバーショウ」
  3. 娘の結婚式を中断して駆けつけた「ドラモンド」
  4. 牛飼いの「ビュフォード」
  5. そして「ウィルコックス」

の5人です。

ゲームが盛り上がってきた頃、

  1. 旅の途中の男「メレディス」
  2. その妻「メリー」
  3. 息子の「ジャッキー」

が馬車の車輪を直すためにホテルに立ち寄りました。

小休止で部屋から出たヘイバーショウと出会ったポーカー狂のメレディスは、ポーカーの話を聞いて目の色を変えました。

そんなメレディスはどうにか見物だけでも、とヘイバーショウに頼み込みます。夫のポーカー好きを知っている妻のメリーは、息子を夫の監視役に付けて車輪の修理に出かけていきました。

始めは遠慮がちにポーカーの様子を見ていたメレディスですが、勝負が盛り上がるにつれて我慢できなくなり、息子が止めるのも聞かずにゲームに参加してしまいます。しかも、ゲームの賭金は一家が農場を買うために貯めていたもの。

メレディスはあっというまにすってしまい、財産を失ってしまいました。そこに戻ってきた妻のマリーは当然ながら驚きます。貯金をなくしたばかりか、まだゲームを続けようとする夫の姿があったからです。

その時、メレディスが持病の心臓発作で倒れてしまい、医者に連れられて別室に運び込まれていきます。夫がいなくなったメリーはルールも分からないままに、貯金を取り戻すためにポーカーを続行することに____。

 

「テキサスの5人の仲間」から分かるポーカーの魅力と醍醐味

テキサス5人の仲間

この映画をご覧になったことがある方はご存知かと思いますが、「テキサスの5人の仲間」の魅力は全体のストーリー性と役者の演技、そして夫の代わりにゲームすることになったメリーのポーカーシーンにあります。

ポーカーにおいて自分の手札を悟られないようにする「ポーカーフェイス」という言葉は、ポーカーをプレイしない人にも広く知られていますが、それ以外にも、ブラフ(ハッタリ)を使ったりなど、「心理的な面での駆け引きが多いゲーム」です。

 

醍醐味はやはり心理戦

以下はネタバレが含まれています。

「テキサスの5人の仲間」で見られる心理的な面での駆け引きは、ベットするお金がないメリーが自分の手札の”役”を担保にして、銀行にお金を借りに行く一連のシーンに見ることができます。

心臓発作で夫が倒れた後、メリーはベットするお金がないので、自分のカードの”役”を担保に銀行からお金を借りるのですが、この行動は「自分のカードは銀行からお金が借りられるほどの役である」と他のプレイヤーに思い込ませるためです。

思い込ませる、というのもこの物語、実はメレディスを介抱した医者メリーがお金を借りた銀行主、夫のメレディス、息子のジャッキー、妻のメリーがグルになっており、彼女らは5名の詐欺グループだったことがラストで明かされます。

 

壮絶なブラフ

メリーの仲間である銀行主のバリンジャーは、以前土地の取引でトロップ、ヘイバーショウ、ドラモンド、ビューフォード、ウィルコックスの5名にお金を騙し取られていました。復讐のため、メリーたちは以下の通りに計画を進めました。

  1. メレディスがポーカーに加わり大負けする
  2. レイズで金額を釣り上げ、勝負を降りない
  3. メレディスのターンで心臓発作で倒れる
  4. 医者が登場し本当に危険な状態であると周りに信じ込ませる
  5. メレディスの代わりに妻のメリーが勝負を引き継ぐ
  6. 手札は他のプレイヤーには決して見せてはならない
  7. お金を借りるために銀行へ行きく
  8. 手札をバリンジャーに見せる
  9. 銀行主であるバリンジャーは「この手札には融資価値がある」とハッタリをかます
  10. 他のプレイヤーに絶対に勝てる役なのだと信じ込ませる
  11. さらに賭金を倍に釣り上げる

メリーたちが行った壮大なブラフはこの通りです。

メリーのカードは実際には揃っておらず、上記のようなゲーム外での様々な要因を用いて他のプレイヤーに「勝てない」と思わせることに成功。結果メリーは勝利し、失った額のおよそ5倍もの賞金を手に入れました。

通常のポーカーでここまで手の込んだことは行われませんが、この映画のような心理戦を行うことによって、ポーカーはもっと面白いゲームになります。

 

映画のポーカーと現実のポーカーの違い

「テキサスの5人の仲間」では、賭金がないメリーが銀行にお金を借りに行くシーンが描かれています。

しかし最近では、自分の賭金がベットされた最高額に足りない場合、持っているチップ全てをベットしてゲームを続けるルール、「オールイン」が主流となっていますので、勝負の途中でお金を借りに行くという行為はほとんど行われていません。

つまり、実際のテーブルでは席を離れて銀行にいったり、途中から他のプレイヤーにバトンタッチするなどは出来ないということです。

 

「テキサスの5人の仲間」から得られるもの

この物語は、一連のストーリーにブラフを盛り込んだ「壮絶な駆け引き」が見どころですが、テキサス5人の仲間を見て、私たちは何を学ばなければならないのでしょうか。

 

ポーカーは女性が有利?

例えば、壮絶なブラフの柱となったメリーは女性ですが、メンタリストで有名なDAIGO氏によると「女性は喋ったほうが良い。男性よりも女性は言語能力が高いとされているので、かまをかけやすい」とのこと。

つまり、メリーがブラフによって大成功を収めたように、ポーカーでの女性の言葉はかなり要注意ということです。

 

駆け引きはテーブル外でも

どこのカジノでもそうですが、カジノにはたくさんの禁止事項があるものの「話してはいけない」というルールはありません。

当然のこと、ゲームが始まってから銀行に行ったりなどはできませんが、勝負するであろう人が席を立ったときの行動や仕草を観察したり、話しかけたりするのは全然OKです。

つまり、情報を得られる要素はテーブル外にてもたくさんあるということがいえるでしょう。

 

まとめ

ポーカーをプレイする者ならば、「テキサス5人の仲間」は必須のカジノ映画です。人によって着眼点は異なると思いますが、ぜひ、あなたならではの発見を見つけてみてください。

ポーカーは心理戦。ブラフで賭け金を吊り上げ、相手が戦意喪失するほどの大勝利を収めたいのなら、この映画は一度見る価値があるといえます。

 

海外旅行が好きなアラサー女です。カジノは片手で数えるぐらいしか行ったことありませんが、ポーカーが大好きです!ポーカー関連の情報を提供いたします★


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