ウィール(Wheel)とは?【カジノ用語】

カジノにおいてルーレット・ゲームは花形のゲームです。しかし、そのルールや遊び方を知っている人は少ないかもしれません。

ここではルーレット・ゲームで使用される回転盤・ウィール(Wheel)について起源や使われ方を解説しています。

ウィールの構造と起源について

ルーレットのウィール

ウィール(Wheel)とは、ルーレット・ゲームで使われる、すり鉢状になっている回転盤のことで、カジノ用語のひとつです。

ウィールは英語ですが、ルーレットはフランス語で「小さい輪」を意味しています。19世紀初頭のフランスで現在のようなスタイルになったことから、ルーレットという言葉がそのままゲームの名称となりました。ウィールも同様に「車輪のように軸を中心にして回転すること」、あるいは「回転する輪」を意味し、カジノにおいては文字通り白いボールが回る円盤を指しているのです。

日本ではホイールとも発音され、身近な例では「自動車のホイール」などがあり、この場合も同様に回転するという意味に由来します。

カジノでしか見ることがないと思われるウィールですが、一般人も購入が可能です。ホームパーティーで使用できるような数千円のものから、マホガニー材などで作られた数十万円くらいする本格的なものまで、いろいろな種類がみられます。

ウィールには0~36までの数字が書かれており、その数字は赤と黒で交互に色分けされていますが0だけが緑色になっています。0が一か所のみの場合は「ヨーロピアンルーレット」とよばれ、0、00のように2か所ある場合は「アメリカンルーレット」とよばれます。19世紀以前よりルーレット・ゲームは存在していたといわれ、当時は0がありませんでした。0はカジノ経営者が改革をしたときに付け加えられたのです。

ルーレット・ゲームでは、ディーラーの投げたボールがどこに落ちるかを予測して賭けることになりますが、ヨーロピアンルーレットの方が数字の場所が少ないので、アメリカンルーレットよりも当てやすいといわれています。

ウィールの回り方、ボールの落ち方について

光に照らされているボール

カジノでのルーレット・ゲーム開始の合図は、ディーラーの「ノーモアベット」とう発声です。ここで初めてボールがウィールに投げ入れられます。カジノで使用されるウィールは直径が約82 cm程度のものが多くみられ、ここへボールを投げ入れる動作を「スピン」といいます。

スピンが始まって数秒間、ボールが転がっている最中はベットエリアに触れることは禁じられています。このとき、ウィールは自動で回っているのかといえば、そうではありません。

自動回転にしてしまうと、経営側でスピード調整する疑いを持たれるため、ディーラー自らの手によって回しています。完全に止まってしまわないように定期的に回すことで、いつも回っている状態に見えているのです。

現在のウィールはディーラーでも予測不可能

また、このウィールの回し方によって、ディーラーがある数字に落ちるよう狙いを定めることができるのかというと、現在は難しいようです。

それはウィールの構造が昔と現在では異なることに起因します。

ひと昔前は数字の溝部分が深くなっていたので、一点を狙いやすかったのですが、現在のウィールは数字の溝部分が浅く、ボールがどこまでも転がるため、ディーラーでさえも読めなくなってしまったのです。

つまり、以前はウィールに入ってから転がる時間が短かったため、ある程度練習と経験を積んだ熟練ディーラーであれば、狙った数字の周辺に落とすことは容易だったようです。

しかし、カジノを経営する側としては、狙った数字に落とせるようになられては困るのです。プレーヤーとディーラーが結託するなどのイカサマ行為が発生するおそれがあり、結果として不利益になります。健全なカジノを運営するにあたっては、不正要素を一切排除する必要があるといえるでしょう。

まとめ

以上のことから、ウィールに落ちる数字を読むことこそが、ルーレット・ゲームの醍醐味としていた昔ながらのプレーヤーからは「つまらない」という声もきかれるようです。

現在のウィールでは数字を当てることが難しいようですが、そもそも偶然性を楽しむゲームであることを忘れないようにしたいものです。

 

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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