ブラックジャックやポーカー系のゲームでは、アクション(Action)と呼ばれる動作を求められる場合があります。
その他のゲームではあまり求められませんが、上記のようなカジノゲームをプレイする場合は求められたときに慌てないよう、あらかじめ覚えておくことがおすすめです。
アクション(Action)とは?
直訳すると「動き」や「動作」を意味するように、カジノゲームにおいてのアクション(Action)とは、「プレイヤーの取る行動全般」を指すカジノ用語となります。
各ゲームによって様々なアクションがあるため、すべてをここで挙げることはできませんが、ブラックジャックを例にだすと、ヒット、スプリット、スタンドといった動作はすべてアクションに当たります。
もちろん、以下のような動作もすべてアクションです。
- 賭け金を賭ける、または追加するとき
- 降参するとき
- ゲームそれぞれの戦術を実行するとき
- など
ただし、プレイヤーvs機械といったディーラーを介さない「スロット」に関しては、アクションという言葉が使用されることはありません。
※オンラインカジノは、スロットと同じようにプレイヤーvs機械ではありますが、画面内のディーラーに自分の行動を示す必要があるため「アクション」という言葉が使用されます。
ハンド・アクションを求められる場合も
中にはハンドアクション不要のカジノゲームもありますが、人気のあるブラックジャックなどでは動作を選択するときに「口頭のみ」で伝えてもアクションは成立しません。
これはゲームの不正防止や、言語の壁を飛び越えてプレイするといった意味合いがあるのですが、成立させるには、それぞれ決められた手の動きをプラスして伝える「ハンド・アクション(口頭+手の動き)」を行う必要があります。
そうすることで、一緒にプレイしている第三者や、ゲームを進行しているディーラー、そして天井に設置された監視カメラ「アイ・イン・ザ・スカイ」に映像が残り、機械+ディーラー+第三者という三重のセキュリティシステムが完成されるためです。
たとえディーラーがプレイヤーの意思を分かっていたとしても、上記で説明した厳重なセキュリティが完成されるまではプレイヤーの行動は認められないため、それぞれのハンドアクションは予め覚えておきましょう。
※オンラインカジノの場合は自分の体を動かさないため、アクションはありますが、ハンド・アクションはありません。
ゲームごとの主なアクション
ここからは実際にカジノで使用するアクションや、それぞれのハンドアクションを解説していきます。
一部ではありますが、ブラックジャックとテキサスホールデムのの具体例を挙げますので、ぜひ使用するイメージを画きながらご拝読いただければと思います。
ブラックジャックの主なアクション
ブラックジャックでのアクションは、
- ヒット(カードの追加)
- スタンド(追加も降参もしない)
- スプリット(2枚のカードを別々にして2手でのゲームができる)
- サレンダー(降参)
などがあり、それぞれのハンドアクションは以下となります。
- ヒット → テーブルを数回叩く
- スタンド → テーブルの上で手のひらを左右に振る
- スプリット → Vサインをディーラーに見せ、最初に置いたチップの左側に同じ額のチップを置く
- サレンダー → 人差し指で横に線を引く
テキサスホールデムの主なアクション
最大7枚のカードによってポーカーをするテキサスホールデムでは、ゲームの決着までに4回のアクションポイントがあります。
- 場代と同じチップを出す「コール」
- 賭け金を増やす「レイズ」
- 降参する「フォールド(ダウン)」
- 手持ちの全額を賭けて参加する「オールイン」
またテキサスホールデムの場合、ハンドアクションはほとんどなく、場にコインが出てないときにテーブルを2回叩くことでパスして次の人へ流す「チェック」と、降参するときにカードをディーラーに渡す「フォールド」の2つです。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。
友達にもシェアしましょう!