ダブルダウンはブラックジャックで使用されるカジノ用語です。
ブラックジャックを遊ぶうえで意外とチャンスが多いものなので、「配当金を増やす方法が知りたい!」という方はぜひ覚えてみてくださいね。
ダブルダウンとは?
ダブルダウン(Double Down)とは、最初に配られた2枚のカードから、あと1枚だけ引くことを条件に、賭け金を2倍に増やせるルールです。
通常、21を超えない範囲であれば、何枚でもカードを引けるとされていますが、ダブルダウンをおこなう場合は「1枚のみ」を追加で引き、合計3枚で勝負することになります。
また、
- 勝てば通常の2倍の金額がもらえる
- 負ければ2倍の金額を失う
こともダブルダウンの特徴といえるでしょう。
ダブルダウンの条件とリスク
ダブルダウンはプレイヤーだけが使用できるルールです。成功すれば2倍の配当金をもらえますが、美味しいルールにはリスクがつきもの。
ダブルダウンを使用する場合は
- 1枚だけしか追加のカードを引けない
- どの組み合わせになっても勝負すること
- ダブルダウンは取り消せない
という3つの条件を守る必要があり、たとえ自分の手札が弱くても、強制的に勝負しなければなりません。しかも負ければ2倍の金額を失います。
そのため、ダブルダウンは「ディーラーよりも自分のほうが有利である」と確信した場合、または有利である確率が高いときに使うのが鉄則となります。
ダブルダウンのやり方
ダブルダウンは以下4つの手順のもと行います。
- 最初のカード配布後、賭け金と同じ額のチップを横に置く
- ダブルダウンと宣言
- カードを1枚引く
- 3枚のカードを見せる
通常はどんな数字であってもダブルダウン可能ですが、最初のカードの合計が10または11である時など、制限を設けている場合があります。
またスプリットした後にも、ダブルダウンが可能といったカジノクラブもあるため、ダブルダウンの詳細はプレイ前に確認しておきましょう。
ダブルダウンの基本戦略
ダブルダウンの戦略は、自分の手を以下2つのどっちで数えるかによって異なります。
- ハードハンド(A=1と数える)
- ソフトハンド(A=11と数える)
ぱっと見だとよく分からないかもしれませんが、自分の手とディーラーのアップカードが以下の表とマッチする場合にダブルダウンすることで、負けるリスクを最小限に抑えられます。
ハードハンド(A=1)
自分の手 | ディーラーのアップカード |
11 | 2~10 |
10 | 2~9 |
9 | 3~6 |
ソフトハンド(A=11)
自分の手 | ディーラーのアップカード |
18・17 | 3 / 4 / 5 / 6 |
16・15 | 4 / 5 / 6 |
14・13 | 5 / 6 |
ブラックジャックの場合、トランプの数字はMAXで11なので、
- 11を引いてもバストしない(21を超えない)手札
- 11を引いたときに最強となる手札
がダブルダウンするタイミング。
つまり自分の手札が10の状態であれば、あとは10・J・Q・K・Aどれを引いても合計値が20か21になるので強い(勝てる確率が高い)ってことです。
もちろんディーラーのアップカードを見ることも大切ですが、初心者の方はまず「自分の手札が10または11のときにダブルダウン」と覚えておくといいかもしれません。
ダブルダウンの3か条
ダブルダウンはかなりリスキーな手法です。
失敗すれば、カイジ(藤原竜也さん)の「どおしてだぉおお!!」といった状態がリアルでおこるから、気をつけて!
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ダブルダウン= 成功すれば2倍の配当金!失敗すれば2倍の損失!
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ダブルダウンはディーラーよりも有利なときに使う!
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まずは基本戦略を頭に入れてから!

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。
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