【北海道IRショーケース】セミナーレポート 北海道とIR

さる2019年1月10日に北海道札幌市で開催された「第1回北海道IRショーケース」(以降IRショーケース)へ取材に行ってきました。

本記事はそのレポート記事となります。そのほかテーマごとのレポートと、まとめ記事を作成しております。以下のページをご覧ください。

 

 

北海道IRショーケース セミナーレポート

北海道IRショーケースのまとめ記事でもご紹介した通り、本イベントは企業と自治体によるブースでの広報、イベントスペースでの催し物が大会場にて、それとは別に講座形式のセミナーが2階の講義室で行われていました。

セミナーの数は多くはありませんでしたが、北海道がどのようにIRとかかわっていくかという内容だったこと、無料でだれでも参加できたことから、大企業や官庁の担当者だけではなく地元企業や地域の一般住民などが熱心に内容を聞いていました。

本記事ではそのセミナーの概要を紹介いたします。

 

【セミナーレポート】観光先進国の実現に向けて【戦略編】

 

最初にご紹介するセミナーは日本インバウンド連合会理事長 中村好明氏の「観光先進国の実現に向けて ~インバウンドとIRが生み出す地域への巨大な経済波及効果~【戦略編】」です。
このセミナーではインバウンド(多くの人は訪日外国人を意味としてとらえていますがそれは間違いで、旅=観光旅行だけではなくビジネス目的での来日も含む、を意味する、とのことです)とIRという視点で中村氏から誘致に対するお話がありました。
中村氏いわくIRをただの単発の起爆剤ではなく持続的に続けるためには、地域住民、官民問わずでシビック・プライド(地域住民としてのプライド、地域の立役者であろうという考え方)を作る必要があり、IRに関連する企業や役所だけではなく、関連住民を含めた合意のうえで進める必要があるとのことでした。この成功例としてシンガポールの事例を紹介されていました。

日本インバウンド連合会ということでしたが、いわゆるネガティブ意見で出る多くの訪日外国人や国内外の反社会勢力の増加による地域の治安の話などがなかったものの、インバウンド増加による地域活性がよくわかるセミナーとなっていました。

 

【セミナーレポート】北海道と各地IRの事業規模、地域経済界のビジネスチャンス

次にご紹介するのは、キャピタル&イノベーション(株) 代表取締役社長 小池隆由氏の「北海道と各地IRの事業規模、地域経済界のビジネスチャンス」です。小池氏はIRに関する情報を発信するポータルサイトを運営しており、日本各地にてIR推進に取り組んでおられます。
このセミナーでは、地域の企業と海外IR運営企業がタッグを組むことでIR誘致を成功させる、という内容で講演を行っていました。
IR誘致を成功させるためには、地域の特性に合わせた施設であることと送客・集客能力がカギになってくるとのことでした。特に事業者の選定ポイントとして、
[IR区域内の中核施設]1号=国際会議施設、2号=展示等施設、3号=我が国の観光魅力増進施設、4号=送客施設、5号=宿泊施設
が必要であり、この中の3と4が大きなカギとなるものの、3は地元に根付いた企業でなければ特性を把握できず、4は大規模運営能力のある海外IR運営企業の力が必要になるということから、成功には地域の企業と海外IR運営企業がタッグを組むことが必ず必要になるとのことでした。
その先進例として、大阪ですでに設置されたIR誘致団体を紹介し、民間事業者100社が集まってIR誘致を応援している事例から、同様に北海道でもそのような組織を早急に立ち上げる必要があるとのことです。

大阪は現在国内のIR誘致レースでも一歩抜きんでており、その理由は官民の足並みがそろっていることという印象でした。民に関しても上記のような団体があることでこの結果になっていることを考えると、北海道でも同様の団体は早急に必要なのではないかと考えさせられるセミナーでした。

 

まとめ

その他2つのセミナーがありましたが、こちらは時間がなく参加できませんでした。ただ、参加した2つのセミナーは満員とは言わないものの難しい内容ながらも参加者が多く、IRに関する興味関心がある方が多いことを感じさせられるものとなっていました。
(ただし、写真のセミナー主催者のブースにはあまり人がいなかった印象です。これはやはり前日のビジネスデーがメインだったのかなと思います)
北海道在住の筆者は今後もカジペディア運営と協力し、北海道へのIR誘致の流れを追っていこうと思います。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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