カジノ関連の日本企業~コナミホールディングス(マシーン開発や依存症対策)

日本の技術力の高さは世界が認めています。しかしカジノの分野で日本の企業の名前を聞く事はあまりありません。それは知らないだけで、古くからコナミホールディングス(コナミ)はカジノ業界に参入し、世界中から信頼されています。しかし、一般にはコナミといえばゲーム会社の印象が強いのではないでしょうか?ここではコナミのカジノ関連の情報に関してご紹介していきます。

コナミホールディングスの概要

スロットマシンのイラスト

今や全世界で合法化が進み、130ヵ国以上の国や地域でギャンブルができる場所が存在しています。ポーカーやスロット以外にその地域の特色のあるゲームがあり、合法化している国にとっては観光地の1つとして展開されています。

日本も年々増加するこの波に乗るべく、法整備が進んでいます。参入を検討している企業は増えてきていますが、コナミは早くからこの事業に力を入れている企業です。

コナミと聞けばやはり多くの方は家庭用ゲーム機のソフトを開発している会社と思うでしょう。ところがそうではありません。現在コナミはコナミホールディングスというホールディングス形体をとっています。そこにはゲーム開発やカードゲーム、音楽映像をメインに扱うコナミデジタルエンタテインメント、アミューズメントマシンの制作・製造・販売を行うコナミアミューズメントなどイメージの付きやすい会社から、コナミスポーツクラブという、国内大手のスポーツクラブ運営会社、コナミスポーツライフという健康食品の開発・販売を行う会社などもあり、一般的に我々が抱いているゲーム会社とは違った側面を持つ会社だということがうかがえます。

そんなコナミは1996年(このときはコナミ株式会社)からゲーミング&システム事業を開始しており、世界各地でゲーミングライセンスを取得しています。(なお現在はグループ子会社のKonami Gaming, Inc.やKonami Australia Pty Ltdが担当)ゲーミングライセンスとはギャンブルを許可している国や地域が発行する運営許可証です。

取得には様々な条件をクリアする必要がありますが、早くから世界規模で展開している経験から、安全で信頼性の高い企業として注目されています。コンプライアンスを高いレベルで実現している証なので、日本でカジノが展開された際もコナミが参入しているというだけで、健全で安全にギャンブルを楽しめるという事です。

コナミはゲームソフトを作るだけの会社ではない

ここまでの説明でコナミが単なるゲーム会社ではなく、エンターテイメント事業に古くから参入している事や、高い技術力が世界中から信頼されているということがご理解いただけたと思います。

そして、ギャンブルの種類は豊富ですが全体的にハイテク化が進展しています。よりエンターテイメント性の高い機種が求められているのですが、その分野はコナミの得意分野であり主戦場です。ゲームソフト開発や以前からゲーミング&システム事業を展開して世界と戦ってきた会社なので、その知識や経験からニーズに応えてきました。世界中で1万台以上の機種を製造・展開してきています。

ハイテク化の流れから当然人から機械が管理するシステム作りが求められてきました。その求めにも応じ、オペレーターを支援するシステムも開発しています。会計管理や安全管理、顧客サービスなどにも利用する事ができるシステムをコナミは開発し、実際に世界各地で導入されています。

機器開発以外の取り組み

世界各地にそのエンターテイメント性を役立てているのですが、よりゲーミング産業の発展に向けた人材育成や教育にも力を入れています。その1つがネバダ大学ラスベガス校との産業連携です。このネバダ大学には国際ゲーミング研究所があり、ゲーミングビジネスについて広域かつ最先端の研究が日々行われています。

また今後のこの産業を支える人材の育成・教育が行われているのですが、コナミは学生への奨学金や学校設備の拡充にも協力しています。またカジノは端的に言うとゲームなので、世界中でゲーム依存症になる方もいます。ギャンブル依存症に対しても共に研究を行っています。

2018年2月にはネバダ大学ラスベガス校に新学部棟「ホスピタリティ・ホール」も竣工され、ここに設置された国際ゲーミング研究所(IGI研究所)は「KONAMI Gaming Laboratory」と命名、「ホスピタリティ・ホール」にも、「KONAMI Interactive Technology Laboratory」 が入り、最先端の研究・教育が行われているとのことです。

コナミがカジノ業界に関わることで不安はある?

以上の様にカジノ業界と関わってきた歴史が古く、世界基準以上の知識や技術を培ってきた企業であり、今後法整備により作られる事が予想される日本でのカジノ産業にも当然協力・参入してくることが予想されます。世界中で信頼され愛されているコナミが関わるので、安心して誰もが楽しめる場所になる事が予想されています。

大企業であるコナミはマネジメント・システム・コンプライアンスなど必要な物事を全て備えているので、不安視されているような事が起きる可能性は極めて低いと言われています。コナミという企業は日本がカジノ存置国となった際は多大な影響力を発揮する企業だという事は火を見るより明らかです。

BEMANIシリーズをベースにした「Beat Square(ビート・スクエア)」

横並びになっているスロットマシン

ラスベガスで行われた世界最大級の展示会で、コナミのビートスクエアが2018Gaming&TechnologyAwardsのBestSlotProductを受賞しています。このビートスクエアは一般的なスロットとは異なります。

一般的なスロットは、プレイヤーの技術はさして必要はなく、タイミングと運に左右されるものでした。

 

技術介入が可能な新しいスロットマシン

ビートスクエアはコナミが長年アーケードゲームで培った知識や技術から、プレイヤーの技術介入を可能としました。このマシーンの基本技術にはコナミが長年開発を続け、今でもアーケードゲーム業界でトップのシェア誇る音楽ゲーム(略称「音ゲー」)の技術が導入されているようです。
結果、最先端ギャンブルをより奥深くし、より遊びやすくした商品性が高い評価を得て受賞という結果になりました。BestSlotProductはスロットマシンの中でも最も優れた製品に贈られる名誉です。

以上の様に高い技術力と独創的な発想から、世界中で注文が殺到しています。高い技術力は運営する上でも活かされています。カジノはゲームの機器や種類が豊富なだけではプレイヤーは集まりません。より円滑にストレスなく、そしてトラブルなく楽しんでもらえるように運営側の努力が必要です。

その負担の軽減についてもシステム作りや人材育成などの面からサポートしています。日本ではギャンブルができる様になると、様々なトラブルが発生すると懸念されています。しかし運営から教育、機器の開発といった必要な全てに精通しているコナミが参入する限り、安全で健全な場所になるでしょう。

 

まとめ

今後も市場の拡大が予想されている分野であり、より高い信頼性と技術が求められています。業界参入する企業は年々増加しており、市場をとられる危険性もあります。長年培った技術や知識を活かし、エンターテイメントの面から日本の発展を支える企業がコナミです。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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