カジノ関連の日本企業~バンダイナムコホールディングス(ゲーミング機器開発)

日本にもカジノができるという話題で先乗りした企業があります。それがバンダイナムコホールディングス(バンダイナムコ)です。一歩先にカジノ向けゲーミング機器を北米向けにリリースしており、今後も同社のカジノ関連の話題から目が離せません。バンダイナムコのカジノ関連情報に関して、ご紹介いたします。

バンダイナムコホールディングスの概要

スロットマシン

バンダイナムコという企業名は、若い方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。いえ、若い方に限らず、老若男女に知られる日本のエンタメ関連企業最大手の1社です。グループ合計の時価総額も1兆円を超し、日本を代表する企業といっても差し支えないでしょう。
バンダイナムコが特に得意とするのはIPコンテンツといわれる分野で、低年齢層に向けた戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズ、プリキュアシリーズといったものや、親子2世代で愛されるドラゴンボール、ガンダムシリーズ、ONEPICESなど、国内外で有名な漫画やアニメのおもちゃ、ゲーム、アニメ制作、音楽制作と、販売のみならず制作まで一貫して自社で提供する多種多様な作品群が同社の強みです。

もともとはおもちゃ販売の最大手「バンダイ」が、ゲームやアミューズメント開発を得意とし、80年代には世界的に大ヒットした「パックマン」というゲームを制作したことでも知られる「ナムコ」と合併して2005年に設立した会社です。

グループにはバンダイをはじめ、家庭用ゲーム開発を得意とし、現在も「機動戦士ガンダム」関連の多数のヒット作や「アイドルマスター」「スーパーロボット大戦」「太鼓の達人」「鉄拳」など様々なジャンルでヒットを出し続ける「バンダイナムコエンターテインメント、一番くじなどのサプライ商品の開発を得意とするバンプレスト、世界的に人気のあるアニメソングボーカルユニット「JAP Project」が所属、またこれも世界的な巨匠と知られる北野武監督の作品の取り扱いを行うバンダイナムコアーツ、そして、バンダイナムコアミューズメントといった会社があります。

最後にご紹介したバンダイナムコアミューズメントがリアルエンターテインメントユニットといわれるグループに所属し、いわゆるゲームセンターの運営や機器開発を行っており、一番最初にご紹介したゲーミング機器の開発も手掛けています。

パックマンがカジノスロットに「PAC-MAN VIDEO SLOT WILD EDITION」

世界的に有名なゲームである「パックマン」。バンダイナムコは2017年に自社初のカジノ向けゲーミング機器としてついに「PAC-MAN VIDEO SLOT WILD EDITION」をリリースしました。すでに2017年の夏から北米や南米で可動をしています。

もともとリリース前年の2016年にはオーストラリアのカジノゲーム企業であるアインズワーステクノロジー社と業務提携を行っており、備えは十分という形でした。

カジノ向けゲーム開発参入で話題のバンダイナムコ

日本では同業のコナミなどが進出する中、カジノゲームの進出については他社に遅れをとっていたバンダイナムコですが、海外の企業とタッグを組むことで一気にカジノ向けゲーム開発のトップに食い込む形となり、一躍話題となりました。

2017年夏のアメリカ・サンディエゴでのゲーミングショウにて初披露された「パックマン」。このゲームはリール画面のパックマンがフルーツを食べたりするなど、おなじみの動作を展開。往年のゲームを新しい形で楽しめるものとしてリリースされました。

設置されているカジノ

横並びのスロットマシン

「PAC-MAN VIDEO SLOT WILD EDITION」は有名なラスベガスなどの北米のカジノ、さらには南米のカジノですでに稼働中です。北米、南米の次に稼働予定の地域は提携企業であるアインズワーステクノロジー社がある、オーストラリアを目標としているとのニュースが入ってきています。実際のゲーム筐体は現在ラスベガスなどの有名カジノがあるアメリカで確認が可能であるとのことです。

肝心のゲーム内容は?

ゲーム内容自体は、巨大パックマンがフルーツを食べつくすアクションや、ゴーストなどがシンボルとして並ぶ演出があるとの情報が入ってきています。残念ながら日本ではまだこの筐体で遊ぶことはできません。

ですが、日本のカジノ法案が通過することになれば一足早く日本製のカジノゲーミングとして遊ぶことが可能となるでしょう。ゲーム自体はスロットですから、誰でも気軽に楽しめるというのも期待できるポイントです。

まとめ

もともと日本のカジノ法案は2016年12月「総合型リゾート(IR)整備推進法案」として成立しました。これが通称カジノ法案と呼ばれているものですが、まだこの段階では「複合型のリゾート施設を建設しましょう」ということのみが成立しており、カジノについてGOサインが出た状態ではないのです。

では、実際にカジノを楽しむことができるようになるのは大体どのくらいか、ということが気になります。実はそれは今のところ2025年ではないか、という噂です。外国人観光客誘致による経済効果拡大のためにも、ぜひカジノ法案が適用されてほしいところですが、まだその実現までにはさまざまな課題が残されているといえるでしょう。

ともあれ、日本の企業がすでにカジノゲーミング筐体をリリースしているというのは、頼もしい話です。まずはヒット筐体を狙い、日本へのカジノ参戦の際には大活躍してほしいところです。そして、現在のカジノ設置予定地域としてあげられているのが東京、大阪、長崎。もしかするといつかは、「PAC-MAN VIDEO SLOT WILD EDITION」をこれらの地域で楽しむことができるかもしれません。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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