カジノ歴25年の日本人 プロギャンブラー・森巣博氏

ギャンブルの経験、その人生を生かし、小説やエッセイなどを書くことでも知られる森巣博氏、牌九(パイガオ)。日本人のプロギャンブラーともいえるカジノ経験の深い伝説のギャンブラー森巣博氏のプロフィールや数々の名言をたどります。

プロフィール

 

日本の作家でもありギャンブラーとしても知名度の高い森巣博氏は、石川県金沢市の出身です。約25年という長きにわたるギャンブラー人生の中から生まれた名言、また、その不思議な経歴も彼の魅力となっています。

1966年に東京都立豊玉高等学校を卒業しその後、漫画雑誌の編集者を経験している方です。記者という経歴も持っており、後に小説、エッセイなどを書くことに役立ったのではないかといわれています。編集者や記者などを経験しますが、その後、ギャンブラーらしく競輪で資金を作り、1971年に渡米しました。しかし、わずか2年で帰国します。その後、イギリス人の女性と結婚し、イギリスに移住したのが1975年です。

何故渡英した?

1971年に渡英した理由も彼らしいともいえるのですが、ヒッピーに憧れてのことだったといいます。ヒッピーに憧れて競輪で資金を作るというこの発想が、森巣博氏らしさ満載です。

日本人ギャンブラーとして今、高い知名度を誇っている彼は、こうした人とは違う発想を持っていると感じます。

イギリスではどんな生活をしていた?

イギリス人の奥さんとの生活の中で、主夫、子育ても経験済みです。今でこそ珍しくなくなった主夫ですが、当時、男性が家に入り家事、育児をするというのは本当に珍しかったと思います。特に日本人は、男性の後ろを3歩下がって歩くのが大和撫子なんて言っていた時代です。これは大変珍しい事だったでしょう。

現在オーストラリアに暮らし、執筆活動という生活のようですが、牌九(パイガオ)、バカラも上級者で日本人のギャンブラー、プロとしても世界に名をはせる人なのです。ギャンブル体験をもとに鋭い目線で人を観察した小説やエッセイは、他の人にはない視点で人が描かれ、魅力ある作品ばかりです。

数々の名言

チップを上乗せする男性

 

彼の息子パトリックはイギリスに生まれたのですが、当時、今よりもひどい人種差別がはびこっていたイギリスに嫌気がさし、妻テッサが博士号を取得してからオーストラリアの大学に赴任、移住を果たします。息子のパトリックは不登校児となりましたが、後にたった13歳で大学に通い始めたという天才児です。

この時の森巣博氏は「したいことだけしなさい。やりたくないことはやらなくてもよろしい」と伝えています。彼の言葉は常に心に残るもので、また、嘘がないように感じるといわれます。彼の経験から出てくる数々の名言は、森巣博氏の名言として日本人ギャンブラー以外、世界のギャンブラー、小説ファンなどから愛され続けているのです。

転がるのはよい、立ち上がらないのはいけない」ギャンブラー人生の中でこれ以上、立ち上がることができないと思うほど打ちのめされることもあったと思います。でも、そこで必死に立ち上り勝利してきた自身の経験や、カジノでの人間観察から立ち上がる力を身に着けての言葉でしょう。

「慣れればならず、慣れてはならず」森巣博氏の名言はカジノのプロ、ギャンブラーたちだけに響くのではなく、小説、エッセイを読む人、ふと、この名言を目にした人たちに影響を与えています。仕事でもなんでも沢山の経験を積むことで慣れていきますし、慣れていくことで仕事を以前よりも早く終えることができたり、人に教えることができるようにもなります。しかし慣れすぎるといつもと違うことに気が付かなかったり、過信からのミスを犯します。慣れる事も必要だけれど、油断はするなと伝えています。

ギャンブラーらしい名言も

中には、ギャンブラーらしい名言もあるのです。「博打に必要なのは、確信である」通常、博打というとイチかバチか・・ですが、プロのカジノギャンブラーというのは、データを強く信頼し、データに基づき賭けを行っているともいえます。

経験とデータの裏打ちがあるからこそ、博打はイチかバチかではなく確信となる・・非常に深い名言です。

もう一つ、「バクチは怖い、もっとも、だからバクチは面白いのである」という名言には、納得・・・というバクチ打ちが多いのでは?と思います。一夜にして財産を失うような負けとなることもあるギャンブル、ぞっとするような経験をしたギャンブラーだって多いはず。

しかし、それでも、身震いするような「勝ち」があるから面白い、一度はまると、抜け出せなくなるバクチの怖さを伝えています。

まとめ

カジノで勝ちまくっているという印象がある森巣博氏ですが、私たちの知らない所でもちろん、「大負」も経験しているはずです。そしてカジノで沢山の人が財産を失う姿を見てきたでしょうし、一夜にして大金持ちになるとんでもない人も見てきたでしょう。

彼自身ギャンブルの経験で沢山のことを学び、沢山をなくし、沢山を得ていると思います。その深い人生経験が垣間見える名言は、ギャンブルと関係なく暮らす私たちの心にもぐっと刺さってくるのです。

彼の名言もそうですが、小説やエッセイになるほど・・・と共感する事が多いのはきっと、誰もが人生の岐路で多かれ少なかれ選択というギャンブルを経験しているからではないでしょうか。彼の言葉は生きていく中で大いに役立つと、注目している人も多いのです。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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