沖縄県のカジノ誘致(IR情報)まとめ【最新】

温暖な気候や美しいビーチをもつことから日本人観光客からの人気が高い沖縄県。さらにエンターテインメントを充実させる為にカジノ誘致に積極的な姿勢を示していました。ですが、翁長前知事の逝去から行われた新知事選で、当選した玉城デニー知事はIR検討を行わないことを表明しています。沖縄のカジノ誘致状況に関して、ご説明いたします。

沖縄県のIR、カジノ誘致コンセプト

 

日本人観光客からの人気の高い沖縄県ですが、外国人観光客の割合が少ないという特徴があります。そこで国際観光地として発展する為にIRの導入を検討していました。

IR(Integrated Resort)とはホテルやショッピング施設、アミューズメント施設や国際会議場などを一箇所に集約したリゾート施設のことです。

2016年にIR推進法が可決されIRは全国に最大3か所設立することとなりました。(7年おきに見直し)沖縄県もこのIR設立の候補地となっています。IR誘致により訪日外国人の増加と消費の拡大が期待されます。

宿泊施設については、ビジネス客に対応したハイグレードな空間を検討しています。レンタルオフィスなどを充実させることによりビジネス客の来訪の増加を期待しています。また、ファミリー層などの様々な客層にも対応できる施設開発を考案しています。

沖縄のカジノ導入に対する姿勢は?

そしてカジノの導入についても前向きな姿勢です。エンターテインメントを充実させる為に必要な仕掛けと言えます。

日本では今までカジノが禁止されていましたが、IR推進法の可決により、認可を受けたIR施設にカジノの導入が許可されます。日本で初めてカジノが解禁されることからIR推進法はカジノ法案とも呼ばれています。

沖縄IRでは、カジノはエンターテインメント施設の一つであり全体の財政面をカバーする役割があります。カジノで得た収益はカジノやIRの運営費用や、沖縄県の環境保全や地域振興に利用される予定です。健全な大人の社交場としてカジノが設置されるようです。

カジノ以外にも充実した施設を建設予定

ショッピング施設に関しても宿泊施設同様ビジネスマン向けからファミリー層向けなど様々なニーズに適応できる多種多様なショップをそろえる見込みです。沖縄の伝統工芸品の販売はもちろん、海洋リゾートならではのファッションを創造し、沖縄ブランドを世界に発信する役割を担っています。

旅行において重要な食についても沖縄ならではのスローフードや、温暖な気候な土地らしいトロピカルな雰囲気を楽しめるレストランやバーの設置が考案されています。沖縄の伝統料理を含む多種多様なグルメを展開予定です。沖縄の泡盛やトロピカルなカクテルが楽しめるバーを置くことにより、充実したナイトライフを過ごせるようになります。

また、沖縄IRではMICE施設にも力を入れるようです。MICEとは企業の行う会議(Meeting)、研修旅行(Incentive Travel)、国際会議(Convention)、展示会などやイベント(Exhibition/Event)などのことを言います。MICE施設が整うことにより、企業の利用が見込め、一般観光客よりも大きな観光消費が期待できるのです。大中小の会議室を設置することにより、様々な規模の会議や研修を誘致することが可能になります。そしてイベントアリーナを設けることにより、大規模な音楽イベントやスポーツイベントを開催することができるようになります。

他にも沖縄の自然を肌で体感することのできる海洋レジャー施設や、沖縄の豊かな気候や景観によって癒やしの時を過ごせるヒーリング施設も併設する予定となっています。このように沖縄の温暖な気候と豊かな自然を活かしたIRの創設が考案されています。

2018/11/30 追記:玉城デニー沖縄県知事はIRの検討を行わないとインタビューに回答

ただし、沖縄県のトップである知事は上記とは違う考え方のようです。前沖縄県知事で2018年に亡くなった翁長知事を含め、これまで沖縄県知事はIRの導入に反対的でした。以下日経新聞2018/11/13のインタビュー記事内にて現沖縄県知事の玉城デニーさんは

――沖縄にカジノを含む統合形リゾート(IR)は必要ですか。

「沖縄独自の歴史や文化、自然といった観光産業を損ないかねない。検討は行わない」

と回答しており、今のところIRの検討自体を考えていない旨を回答しています。
もちろん、これは玉城知事個人の考えで、沖縄県内の国会議員などは誘致したい考えのようです。とはいえ、地方自治体に置いての首長の権利はかなり強く、現状のままでは沖縄県のIR誘致はかなり厳しいものと思われます。

沖縄県の概要

 

沖縄県は日本人観光客から人気の旅行地の一つです。何と言っても美しい海が沖縄県の魅力です。沖縄県には美しいビーチが多数あります。沖縄本島はビーチに囲まれており、空港から車でビーチに直行することができます。

透明度の高い沖縄の海はダイバーから人気で、マリンレジャーも盛んです。水質の良い海には熱帯魚やサンゴ礁など多様な生物が生息しています。マリンレジャーのツアーも多数あり、初心者でも気軽に楽しむことができます。一年を通して比較的温暖な気候の為、冬場でもシュノーケリングを行うことが可能です。

郷土料理は沖縄の特徴

また、沖縄ならではの郷土料理も沖縄を語る上では欠かせません。中国や朝鮮、東南アジアなどの影響を受け、ラフテーなどの豚肉中心の料理が発達していきました。島豆腐という沖縄県の豆腐を調理したゴーヤチャンプルー、沖縄そばなど沖縄県独特の食文化も沖縄を楽しむ上で重要なポイントです。

そして、沖縄は近隣諸国の影響を受けながら培われた伝統が受け継がれている土地です。エイサーや組踊りなど伝統芸能に加え、沖縄独自に発展したヤムチンと呼ばれる焼き物や琉球独特の染織物などの伝統工芸品もあります。

まとめ

このように沖縄県は地域の特性を活かしたIR構想を持っています。沖縄県はIR誘致の有力候補地であり、さらに観光業が活性化される見込みがあります。カジノが設立されることにより、沖縄のエンターテインメントはさらに充実することとなるでしょう。

しかし、カジノの導入には様々な懸念される問題もあります。例えば、ギャンブル依存症の拡大や治安の悪化、暴力団組織の介入などがあります。

これらの問題を予想し対策を提案していますが、実際どのような運用になるかは未知の領域です。海外のカジノ運営を参考に、日本に合った運営体制の構築や法整備が求められます。

 

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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