【カジノ法案】IR議連ってどんな集まり?何してる?

IR議連とは聞いたことがあるようで実際には聞いたことがない組織、という方が多いです。そんなIR議連とは、2018年7月に可決されたカジノ法案と大きな繋がりを持っている組織ですので、今回はこのIR議連の実態を知っていきましょう。

IR議連について

カジノの内部

みなさんはIR議連という組織をご存知でしょうか?このIR議連とは、今、注目を浴びているIR、つまりカジノ法案のメインでもある統合型リゾート施設の建設と密に繋がっている組織であり、正式には「国際観光産業振興議員連盟」という組織名となっています。

このIR議連の発足自体は2010年にまで遡り、当時は国会議員による議員連盟74名で構成されていました。今ではその議員数は200名を超えており、別名でこのIR議連はカジノ議連とも呼ばれています。

元々は、諸外国で既に合法化されているカジノを日本でも合法化することにより、日本の観光産業を盛り上げることや観光振興を推進する為に立ち上げられ、同時にパチンコの換金合法化も大きな目的として発足されたのが、このIR議連の始まりです。

そして、実際にカジノ法案が2018年7月に可決したわけですが、そんなカジノの導入に向けて、IR議連は2012年ごろから実際に動き始め、IR推進法案、いわゆる特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案を法的に可決し、今回のカジノ法案可決という成果を出しました。

どんなことしてるの?

カジノの外観

IR議連と一言で言われても、一般の人からしてみれば、どんなことを行っているのか?どんな内容を話し合っているのか?など、その組織体制に少し疑問を感じている方も多いのではないでしょうか?確かに、IR議連は日本のカジノを合法化することをメインとした組織であるということは知っている方も多いかもしれませんが、具体的にはどのような内容かまでは分からないでしょう。

まず、このIR議連が最も重要な議題として挙げられているのが、日本で初めて合法化されるカジノを含むこのIRという統合型リゾート施設をどうやって実現させ、どのように実施させるのか?という部分です。

この議題の中でまず考えなくてはいけないことが、IRを日本でどのような立ち位置で考えるのか?ということです。IR議連ではこのIRを観光振興、そして、地域振興を促す為の成長戦略の大きなツールであるという方向性で考えています。

具体的なところで言うと、IRを建設することは、カジノ以外にも宿泊施設や飲食施設、その他のエンターテイメント施設を建設するということにあたり、その複合型施設を各都市に置き、日本全体の観光振興および地域振興を推進していく為にどのようなことを決めていかなくてはいけないのか?という部分がこのIR議連が担っている最も重要なポイントであると言えます。

2018年7月にカジノ法案が可決されましたが、実際にこのIR議連では、2020年の東京オリンピックに向けて、IRを建設したいという方向性で進んでいます。これは国内の日本人だけではなく、海外からの観光客もこのIRを推進していく為の重要顧客ターゲットとして捉えているからです。この2020年の東京オリンピックに照準を合わせることは正式なIR議連の会議の中でも話し合われており、あと2年ほどでこのIRをいかに進めていくのかも非常に重要な課題であると言えます。

また、IR議連では、日本人にはあまり馴染みのないカジノという娯楽をいかに適切に管理し、今、日本人が持っているカジノに対するイメージをより健全で安全な大人の娯楽施設にしていくような方向性も議題として挙がっています。

今回のカジノ法案可決により、IRを各都市に設置することが決まりましたが、IR施設の設置数や設置都市などもこのIR議連では大都市だけではなく、地方都市にも設置するような考えも検討されています。どこの都市に設置されるかは決まっていませんが、健全と安全を重要視し、今後その設置場所を決めていくことになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はこのIR議連という組織についてみなさんにお伝えしましたが、全てとはいきませんが、実際にIR議連がどういった成り立ちでどういった組織なのか?また、どのようなことを議題として話されているのか?など、お分かりいただけたかと思います。

IRが日本にとって吉と出るか凶と出るかは実際に行ってみないと誰も分かりませんが、既に実施されている諸外国のIRなどを参考に、このIRが日本の観光産業や地域振興の大きな役割を果たしてくれることを期待するばかりです。みなさんもこのIR議連の今後の動きに注目し、ぜひIRが日本にとって良い娯楽施設になることを願いましょう。

 


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