和歌山県のカジノ誘致(IR情報)まとめ【最新】

和歌山県はIR誘致の有力な候補地の一つです。IR推進法により、日本に初めてカジノができることとなります。和歌山の観光資源をどのように活かしたIRを構想しているのでしょうか。

和歌山県の誘致コンセプト

和歌山県は様々な観光資源が豊富にある地域ですが、IRを導入することにより観光客のさらなる増加を狙っています。IRというのはIntegrated Resortの略で統合型リゾートという意味です。具体的に統合型リゾートというのは国際会議場や国際展示場、ホテルなどの宿泊施設やショッピング施設、カジノなどのアミューズメント施設などが一つになったリゾート施設のことを言います。

2016年にIR推進法が可決されたことにより、IRの誘致に伴い、これまで日本で禁止されていたカジノが解禁されることとなります。その為IR推進法はカジノ法案とも呼ばれています。

和歌山県のIR構想とは?

和歌山県は具体的なIR構想を持っており、IRの導入に積極的なエリアの一つです。豊富な観光資源を活かしたIR構想には注目が集まっており、IR誘致の有力な候補地と言われています。

和歌山湾に位置する人工島にあるリゾート地にIRの設立を予定しています。このリゾートは交通アクセスが非常に良いのが特徴です。

電車で大阪・奈良までおよそ60分、京都・神戸にもおよそ90分でアクセスが可能です。また、大型ハブ空港である関西国際空港から車で45分ほどの所に位置している為、IRと空港を結ぶバス路線の開通を検討しており、一層アクセスがスムーズになる予定です。

様々な経済効果を見込める施設も

国際会議や学会などを開催できるような会議場や公演会場を設ける予定です。企業等の会議(Meeting)、研修旅行(Incentive Travel)、国際会議(Convention)、展示会などのイベント(Exhibition/Event)の総称をMICEと呼びます。

MICEに特化したIR施設を整備することにより、一般観光客に加え企業の従業員を一度に受け入れることができ、より高い経済効果を生み出すことが期待されています。また、休暇を取りながら働くワーケーションの拠点となることを狙っています。

和食を中心としたハイクオリティなレストラン街や、関西の伝統工芸品を前面に押し出したショッピングモールを設置予定です。日本文化に興味関心のある訪日外国人にとって魅力的なIRを目指しています。

どんな天候でもイベント開催のできる大規模なアリーナ施設も設ける予定です。
スポーツの世界大会や音楽イベントを誘致することにより、様々な層の客を招き入れるチャンスとする狙いがあるようです。

宿泊施設はハイグレードでラグジュアリーなコンセプトのものを考案しています。ホテル内にはカジノの設置を検討しています。依存症対策専門員を置き、問題のあるカジノ客に対処する考えもあります。また、マイナンバーを活用した入場回数制限を設けたりと、様々なカジノ依存対策を考案しています。

2018/12/13追記:IR誘致に熱心な仁坂氏が知事再選でより現実味を帯びるが…

和歌山県はこのようにIRに積極的な地域として活動を続けてきていましたが、その方向性に大きく携わる県知事の選挙が2018年11月に行われました。

任期満了に伴う和歌山県知事選が25日に投開票され、現職の仁坂吉伸氏(68)=自民、公明、国民民主、社民の各党県組織推薦=が、新顔で市民オンブズマンわかやま事務局長の畑中正好氏(66)=共産党推薦=を下し、4選を果たした。畑中氏は仁坂県政が進める「カジノを含む統合型リゾート施設」(IR)の誘致反対を前面に支持を訴えたが、実績と組織力に勝る仁坂氏が圧倒した。

結果、IR推進派の仁坂氏が再選し、より現実味を帯びてきていますが、ちょっと苦しいニュースも飛び込んできました。

2025日本万国博覧会(大阪・関西)の概要
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開催期間:2025年5月3日~11月3日(185日間)
開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)
テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン
サブテーマ:多様で心身ともに健康な生き方 持続可能な社会・経済システム
入場者想定:約2,800万人

和歌山県の隣である大阪府で日本万国博覧会の開催が決定したのです。かねてより大阪ではIR,万博をセットとする大型の開発プロジェクトを推進しており、それが大きく動き出すこととなるのは間違いありません。
そうなると、近隣地域で2か所IRがあるため、和歌山県の誘致が厳しくなるというのが専門家の意見となっています。
推進活動は引き続き活発ではあるものの、和歌山県のIR誘致はかなり厳しい状況と言わざるおえません。

和歌山県の概要

和歌山県は観光資源が豊富なエリアです。まず始めに文化的な面で言うと、高野山や熊野などがあります。高野山や熊野は世界遺産に認定されており、世界的な旅行ガイドブックで紹介されています。パワースポットとしても注目を集め、国内外問わず観光客に人気のあるスポットです。

壮大な自然が生み出す絶景を求めて和歌山県を訪れる観光客も多くいます。和歌山県を代表する白良浜は石英の砂でできており、豊かな海と相まって国内でも有数の美しいビーチとなっています。

また、白良浜の近くには円月島と呼ばれる島があります。海蝕が進み島の中心が円の形ぽっかりと穴が空いています。この円に夕日が沈んでいく様は神秘的でカメラマンが多く訪れるスポットです。

豊富な自然や人気の温泉があるのも特徴

和歌山県は美しい海に囲まれている為、白良浜ビーチや片男波ビーチなどのビーチも充実しています。その為クルージングやウェイクボード、セーリングなどの海のアクティビティを楽しむことができます。

さらに、和歌山県は山や川も多いです。登山やトレッキングの人気スポットでもあり、川では川釣りやスポーツラフティングなど豊かな自然を身近に感じることができるアクティビティも可能です。自然を活かした多種多様なアクティビティを体験できるのも魅力の一つと言えます。このように雄大な自然が生み出す絶景は人々の心を掴んで離しません。

また、白浜温泉や熊野本宮温泉郷など温泉も多くあります。近畿エリアではもっとも温泉が多く日本独自の温泉文化に興味を持つ外国人から関心を集めています。様々なアクティビティを存分に楽しんだ後、ゆったりと温泉でリラックスできるのは観光客にとって嬉しいものです。

まとめ

IRの誘致により観光業を始め、様々な産業の経済活発化が期待されています。雇用の拡大にも繋がり、IRのもたらすメリットに注目が集まっています。しかしその一方、カジノ誘致に対するネガティブな意見も後を絶ちません。

カジノ依存や破産のリスクを負うことになったり、カジノ客の増加により、周辺地域の治安が悪化したりすることも心配されています。和歌山県のIR構想はこれらの懸念に対する対策についても提案しています。カジノに対する課題に対して今後どのように取り組んでいくのか関心が高まっています。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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