日本カジノ法案の疑問 治安が悪くなりそうだけど大丈夫?

カジノが始まれば誘致したエリア近辺は治安が悪くなるとの懸念が、久しく上がっていましたが治安を悪化させないための様々な対策が、政府筋で検討されているのも事実です。実際に治安が悪化した事例を検討してみました。

考えられている対策

カジノで飲むアルコール

 

カジノ法案に反対する理由の1つはカジノ施設が設置されたエリアで、治安が悪化するというものでした。カジノが賭博だとするなら暴力団関係者らのライフワーク分野です。

実際闇カジノが東京都や大阪あるいは名古屋周辺を中心に複数箇所あり、検挙も複数回されていますからよほどしっかりした対策をたてないと、気がつかぬ間に公式カジノが彼らに乗っ取られてしまいかねません。

彼らを迎えるための風俗店や酒場も、のきなみ増えていく事が考えられます。よく目にする光景として酔いつぶれたよっぱらいが、そこら中で朝までうたた寝をしていたり、その酔っぱらいをねらい打ちするスリや変質者が街をうろついたりする姿です。

ゲームをするための消費者金融ATMも比例して増えていくことや、それに合わせてヤミ金融も暗躍する可能性も考えられますから、治安の悪化を懸念する声がわき起こるのは無理からぬ事です。

具体的には全国3箇所に絞る案が有力ですが、だからといってこれが反社会組織の参入をただちに阻止できるというものではないと、普通に考えてもわかりきっています。

カジノ設立で犯罪は増える?

実際厚生労働省主体で実態調査をしたデータによると、ギャンブル依存症を作り出している大元はパチンコやパチスロである事がわかっています。これならすでに日本国内ではかなり前から数100件できていますが、やはりパチンコ店やパチスロ店周辺の治安は不安定になっている実態が見えてきました。

肝心のアミューズメントカジノはどうかと言いますと、模擬とは言えカジノはカジノですからさぞ危険極まりない、暗黒エリアになっているのではないかと思いきや、パチンコ店が連なるエリアとの差異はさほど大きくありません。

すなわちカジノが出来たからといって申し合わせたように犯罪が急増するといった流れは、現時点では見あたりません。

そうはいってもやはり青少年らが間違ってカジノに飛び込む可能性が0ではありませんから、しっかりした対策を立てて欲しいという親や教育関係者らの懸念はごもっともです。

治安悪化を防ぐための対策とは?

カジノ法法案が可決された時点で、政府によって立てられた対策として上がった案に住宅街から遠く離れたエリアに設置する事によって、先述したような変質者や酔っぱらいが住宅街を徘徊するというリスクを回避できるというものがあります。

営業時間は22時までとする事によって、深夜までカジノをやりまくるリスクを回避できる上に依存症にも対応できるとの案もあります。

借金地獄に陥らないために日本人に関しては1ヶ月10回までおよび週3回までという回数制限も、依存症対策および犯罪予防として活用できるとされています。

場合によっては依存症を直接治療するためのカウンセリングの活用も懸案としてあがっています。

事例 安全にカジノが楽しめる国

カジノは2018年現在130カ国以上で運営されており、今後ますます合法化が拡大していく傾向にあります。

気になる治安状況ですが、カジノの本場ラスベガスを倍以上引き離して世界最大級の収入を維持しているマカオは、治安の良さでも他国を抜いています

ギャング映画の影響で危険なイメージを受けるのですが、警察官の多さは圧倒的な事に加えてカジノそのものが国営であり、それ以外の賭博場を原則禁止としている事もあって、安全性に関しては高い評価を受けている国の1つです。

第三者機関を設置している他入場規制も厳格に実施していますから、セキュリティー管理は信頼できるケースです。

それでも置き引きやスリには注意

しかしながら貧富の差は日本以上ですし違法カジノも0ではありませんから注意が必要です。一方ラスベガスは噂に聞くほど怖い場所ではありません。

新大統領になってからは特に出入国管理が厳格に行われている事に加えて、治安にも最大限の配慮がされています。自分から寂しい裏通りをいかない限り安全です。やはり置き引きやスリには要注意です。

カジノの発祥の地とされるヨーロッパ諸国ではほとんどの国がカジノを合法化していますが、賭博場というよりも富裕層の社交場といったイメージが強く、それだけに入場規制はどこよりも厳しいのが特徴です。

会員制クラブ化、複雑で難解な会員登録制、服装規定、およびアルコール禁止そしてゲーム台数および掛け金の厳格な上限化など、適正な管理の下での健全なカジノ運営が行われています。

特にイギリスはさすが紳士の国だけあって公正さと品の良い運営に定評があります。

事例 治安が悪化した国

カジノのプレイルームってこんな感じ

カジノが出来たために治安が悪化した国というのは、世界中探してもほとんど見あたりません。治安の悪さは元々で安全管理にも甘さが多々あったゆえに、不穏な情勢にますます磨きをかけたという事例なら、多く見受けられます。

そうした中で今はかなり改善されていますが、韓国のカジノは安全管理が徹底しないまま、無造作に施設を増設していった結果最悪の治安の悪さを招いたと、一時報じられた事もありましたが深く反省して、セキュリティー管理の行き届いたカジノに生まれ変わっています。

要注意すべき場所のカジノは?

要注意なのはアフリカ各国で運用されているカジノです。治安よりも観光資源を最優先した結果見応えのある観光地は増えましたが、カジノに関しては規制が緩く多くの国でマフィアの資金源となっている現実があります。

カジノに関しては非合法のままになっている国が大半を占めています。

まとめ

世界を見てみると、治安の善し悪しがそのままカジノの成功につながっている様子をうかがう事ができます。イギリスのように禁止を定めると逆効果なるが、適正な管理下で認めれば社会への悪影響は小さくなると考えるのも、一案です。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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