才能ある投資家「カーク・カーコリアン」の激動の人生に迫る!

ラスベガスを有名観光地にした功労者であり、才能あふれる投資家「カーク・カーコリアン」。彼の生い立ちから、2016年に98歳で生涯を終えるまでの激動に満ちた人生に迫ります。

カーク・カーコリアン

引用元:cancan

「カーク・カーコリアン」の生い立ち

1917年アメリカ・カルフォルニア州の貧しいアルメニア移民の子として生まれた「カーク・カーコリアン(Kirk Kerkorian)」。高校を中退した後、兄の指導の元、アマチュアボクサーに。

その後、航空機の飛行技術に関心を持ち、第二次世界大戦では、パイロットとして従軍。

戦後、『トランスインターナショナル航空』を設立し、ロサンゼルスからラスベガスへギャンブルをする人たちの送迎サービスをスタートさせた。

名前 カーク・カーコリアン
生年月日 1917年6月6日
生まれ アメリカ合衆国>カルフォルニア州
建造物 LVHラスベガス・ホテル&カジノなど
家族
  • リサ・ボンダー
  • トレーシー・カーコリアン
  • リンダ・カーコリアン

 

ホテル・カジノ事業に参入!

1968年になり、『トランスインターナショナル航空』を『トランスアメリカ航空』に売却。約1憶ドルを超える資金を手にし、それを元手に、『インターナショナル・ホテル』を建設しました。

現在はLVHラスベガス・ホテル&カジノ

その後、映画会社『メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)』を買収し、カジノリゾート『MGMグランド・ホテル・アンド・カジノ』を設立。こうして「カーク・カーコリアン」は、天性の投資家としての才能を開花させていきます。

しかしながら、1980年『MGMグランド・ホテル・アンド・カジノ』がラスベガスで史上最悪と言われる火災で炎上してしまいます。その後、8か月という短い期間で営業を再開するも、今度は「LVHラスベガス・ホテル&カジノ」で火災が発生するなど災難が続きます。

現在のMGMグランド・ホテル・アンド・カジノは新たに別の場所に建設されたもので1980年代のものではありません。

また、自動車業界にも参入しようと株主でもあったクライスラーの買収を試みるも失敗。2005年頃には、大株主でもあったゼネラル・モーターズ(GM)の株を更に買い増し、日産・ルノーの3社提携を提案。実現すれば巨大自動車メーカーが誕生すると注目を集めたが、こちらも失敗に終わっている。その後もフォード・モーターの株を買い増しするなど自動車の国際再編を試みるも実現することはなかった。

離婚・訴訟と波乱のプライベート

1999年にプロテニスプレイヤーの「リザ・ボンダー」と結婚するも、わずか28日後に離婚。離婚後は元妻から娘の養育費を月32万ドル増額するよう訴えを起こされています。

その後、「カーク・カーコリアン」は、娘の父親が映画プロデューサーの「スティーヴ・ビング」だと主張しDND鑑定を行うも、鑑定に使ったビングの糸ようじが窃盗されたものと判明。窃盗を指示したとして提訴された。

そんな「カーク・カーコリアン」ですが、母国でもあるアルメニアの発展のため寄付を行う一面も。数百万ドルの寄付を行い、慈善事業で貢献した。
また、アルメニア人虐殺を題材にした映画『THE PROMISE/君への誓い』の製作費として9,000万ドルを投じている。

類い稀な投資の才能を持ち、ラスベガスではカジノ王、ハリウッドでは映画製作者など様々な顔を持っていた「カーク・カーコリアン」だが、映画の完成を待たずして2016年に98歳で、その生涯を終えることとなる。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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