企業再生の立役者「マーク・フリッソーラ」。辞任発表で波乱の展開!

『シーザーズ・エンターテインメント』でCEOを務める「マーク・フリッソーラ(Mark Frissora)」。カジノ界では無名に等しかった人物がなぜCEOに就任したのか?就任後、破産申請をした『シーザーズ・エンターテインメント』を立て直した立役者がまさかの辞任を発表!その一部始終をご紹介します。

「マーク・フリッソーラ」とは?

「マーク・フリッソーラ」は、オハイオ州大学で学士号を取得後、『シーザーズ・エンターテインメント』に入社する前は自動車の部品メーカー「テネコ」でCEOを務め、株価を3倍以上にアップさせたと言われている人物。

マーク・フリッソーラ

引用元:agbNipponn

2012年には、ビジネストラベルニュースで最も影響力のある経営者として「ビジネストラベルエグゼクティブ」にも選ばれています。

その優れた能力を見込まれ、2015年『シーザーズ・エンターテインメント』のCEOに就任。2015年に破産申請をしていた同社を就任後1年間で大きく成長させました。

しかしながら、昨年、同社のCEOを辞任すると発表!世間を驚かせています。

シーザーズ・エンターテインメントについて

『シーザーズ・エンターテインメント』は、ネバタ州リノでのビンゴパーラー経営からスタートした企業。1955年には、旧社名ハラーズ・エンターテイメントとしてアメリカ・タホ湖でいくつかのカジノクラブを経営。

1966年には現在の『シーザーズ・エンターテイメント』を代表する『シーザーズ・パレス』を開業しました。

シーザーズ・パレス

引用元:booking.com

現在も人気のカジノは、古代ローマをイメージした建物やコロシアムと呼ばれる劇場を併設しミュージシャンの講演なども行われています。

1998年にはカナダに『シーザーズウィンザー』をオープン。今までラスベガスを中心にアメリカで事業展開を行ってきましたが、今ではカナダ・オンタリア州で多くの観光客を魅了する施設となっています。

2010年には旧社名ハラーズ・エンターテイメントから『シーザーズ・エンターテイメント』に社名を変更。

しかしながら、2015年には破産申請を行うことになってしまいます。原因としてはマカオやシンガポールへの進出をしなかったことが影響していると見られ、リストラがあったものの、倒産にまでには至りませんでした。

2015年に「マーク・フリッソーラ」がCEOに就任後、2016年には経営を立て直し、海外進出にも積極的な姿勢を見せています。

マーク・フリッソーラ

引用元:agbNipponn

日本にも参入する動きを見せ、2018年2月には、「マーク・フリッソーラ」が来日。日本での開発計画を明らかにしています。また、大阪に関心を示しており、大阪府知事や市長との面会も実施しました。

マーク・フリッソーラが辞任!波乱の展開が予想される

2018年11月「マーク・フリッソーラ」が辞任を発表し世間を驚かせた。
『シーザーズ・エンターテイメント』は、「マーク・フリッソーラ」就任後、経営回復傾向にあったものの、まだ約90億(約1兆125億円)ドルの負債を抱えていました。

そんな中、2018年にゴールデン・ナゲット・カジノのオーナーである大富豪の「ティルマン・フェルティッタ」から合併を持ち掛けられます。
合併内容としては、「ティルマン・フェルティッタ」が所有する民間企業1社の株を『シーザーズ・エンターテイメント』が保有する代わりに合併後は「ティルマン・フェルティッタ」が『シーザーズ・エンターテイメント』のCEOに就任するというもの。同社は、合併によって更に巨額の負債を抱えることになるとの見方を示し、全会一致で合併を拒否。

このタイミングで「マーク・フリッソーラ」が辞任を発表している。
当初は、2019年2月で辞任の予定たったものの、次期CEOの選定が進まず4月まで辞任を延期すつ契約が結ばれた。延期保障金額として700万ドル(約7億5600万円)の株式報酬が与えられると報じられています。

さらに、筆頭株主である投資家の「カール・アイカーン」から同社を売却するよう求められ、これに同意。今後も波乱の展開が予想される。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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