【マカオ】カジノ会社に勤める元社員と現社員が手を組み、約3500万円の窃盗

マカオ司法警察局は3月15日(金)、カジノ運営会社に勤める現社員と以前まで勤めていた元社員の男性、あわせて5人を逮捕したと発表しました。

今回逮捕されたのは、カジノの監視役を担う「サーヴィランス部門」の元社員1名、現役が1名、元カジノディーラー2名、現役が1名の計5名ですが、仲間とみられる男性4名と女性1名はまだ逃走中とのことで、現在も警察局が行方を追っているようです。

 

共同で約3500万円を窃盗

チップ

事件は「監視カメラ映像の確認時に不正行為があった」というカジノ運営会社からの通報により発覚。調査によると、サーヴェランス部門の現役社員による指示のもと、現役ディーラーが担当するカジノテーブルでチップ⇔現金の交換時に額面のすり替えが行われていたという。

その犯罪手口としては、1万香港ドル(約14万円)のチップを、1000香港ドル(約1万4000円)のチップ10枚に両替すると見せかけ、実際には1万香港ドルのチップ10枚(約142万円)に交換するというもの。

あまりにもレベルの低い発想ではあるが、マカオ警察は14日、市内でこれらの容疑者を逮捕。容疑者の家宅捜査では多数の高級腕時計、宝飾品をはじめ、29万6000香港ドル(約421万円)の現金や、2万1000香港ドル(約30万円)となるカジノにつかうチップを押収した。

さらには、マカオ警察の取り調べに対し、容疑者は「今年に入ってから20回以上はやっている」と供述しており、それらの額を加算した被害総額はなんと250万香港ドル(約3553万円)に及ぶそうだ。

また、これらの犯罪手口によって得た現金はメンバーそれぞれに”成功報酬”という形で分配し、不正キャッシュを見過ごしたサーヴェランス部門の現役社員には1万香港ドル、その他の主犯メンバーには2~3万香港ドルが受け渡されていたという。

ちなみに、カジノにはこのようなチップ犯罪がつきものではあるが、今年2月に明るみになったレジ横領事件においても「監視カメラ映像」から事件が発覚している。

 

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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