韓国カジノの歴史

韓国カジノは日本人にとって最も身近なカジノといえます。急速な経済発展を遂げてきた韓国ですが、日本とは違いカジノ文化が大きく花開いたという点は興味深いところです。
今回の記事では韓国カジノの発展の歴史について詳しく見ていきます。

はじまり

カジノのロゴ

韓国カジノの始まりは1967年までさかのぼります。当時の韓国は一人当たりの国民所得が世界最貧国レベルにあり、これからどのような形で経済成長をしていくのかを模索していた時期でした。そのときの韓国大統領であった朴正煕(パク・チョンヒ)はカジノや観光によって外貨を獲得し自国を経済成長させようとしました。これが韓国カジノの始まりです。

1968年、韓国で最初となるカジノ施設「ゴールデンゲート」が仁川オリンポスホテルにオープン。さらに翌年には国内で二つ目となる「シェラトン・グランデ・ウォーカーヒル」がオープンしました。

韓国にカジノがオープンしてからは、隣国の日本や欧米から多くの観光客が訪れました。ウォーカーヒルは初めから外国人専用のカジノ施設としてオープンしてきましたが、コールデンゲートは国内の韓国人も利用できるカジノ施設として盛り上がりを見せます。しかし、韓国人によるさまざまな不正、また国内にギャンブル中毒者が急増したことを受け1969年から韓国内のカジノ施設への韓国人の入店は禁止されることになります。

1970年以降もカジノ施設の建設ラッシュが続き、現在韓国内でのカジノ施設は17カ所あるといわれています。

発展期

1968年に韓国で最初のカジノ施設がオープンして以来、着実に韓国カジノは発展し、数を増やし、海外での名声も高めていきましたが、当の韓国人は自国でカジノを楽しめないという皮肉な現状が続いていました。しかし、韓国人がカジノ施設への出入りが禁止になった1969年から31年後の2000年、ようやく韓国人にも出入りが可能なカジノ施設が生まれました。それが「江原ランド(カンウォンランド)」と呼ばれるリゾート施設で、この施設の出現は国内の経済発展に大きな役割を果たしました。

江原ランドは2010年10月に韓国の山岳地帯にオープンしたカジノ併設のリゾート施設です。カジノだけでなく3つのホテル、ゴルフ場・スキー場などのレジャー施設を備えた施設で、開業以降その規模はさらに拡大されていきました。現在ではカジノテーブルが100台以上、スロットマシンが1000台以上あり韓国最大級のカジノ施設として人気を誇っています。

30年近くも国内のカジノ入場が禁止されていた韓国人にとって江原ランドは唯一ギャンブルができる場所であり、開業当初から多くの韓国人が押し寄せました。このことがなぜ韓国の経済発展につながったのかというと、単にこのリゾート施設を利用する人が多いというだけでなく、リゾート施設の発展によって周辺地域のインフラや商業施設が充実、さらに地元の雇用が促進されるなどのプラス効果が波及したからです。

韓国カジノの”今”と”これから”

チップとトランプ

江原ランドが大盛況している裏側ではいくつかの深刻な問題も発生しています。もともと不正の横行やギャンブル中毒によってカジノ施設への出入りが禁止になった韓国人ですが、江原ランドができてから同様の現象が起きるようになりました。

  • カジノ中毒になって財産を使い果たしホームレスになる人が急増
  • 闇金融業者が横行し借り入れトラブルが多発
  • お金を返せなくなった人たちが自殺をする

このような事例が多く生じました。とりわけカジノホームレスは大きな社会問題になり、財産をなくして家に帰れなくなったホームレスが何千人と出てきたのです。こうした問題を受け江原ランドはカジノ中毒者の出入り禁止や、営業時間の見直し、利用料金(ベット料金)の制限などを行っています。その効果もあって2013年にはカジノホームレスは500人ほどまでに減少しました。

近年の韓国カジノの経済面での問題点としては、海外からの観光客がソウルなどの大都市のカジノだけに集中し、地方都市のカジノには足を運ばないという点が挙げられます。日本、中国、台湾などのVIPプレイヤー(多額のお金をベットする客)のほとんどは移動が便利なソウルのカジノに足を運ぶため、地方のカジノにはお金が回らず苦戦しているのが現状です。

こうした中、韓国政府の韓国観光公社が2005年にソウルに2カ所、釜山に1カ所、新たに外国人専用のカジノ施設をオープンさせました。それまで特定のカジノ施設だけに収益が集中していた現状を打破し、韓国内の各カジノ施設の競争化を促すことで地方のカジノも盛り上げ、同時に税収を増やしていこうという狙いがあるようです。

今後、地方の韓国カジノにどれだけ観光客を呼び込めるかがひとつの大きな課題となりそうです。

まとめ

日本人にとって韓国は最も近場で足を運びやすいカジノ施設を有した国といえます。羽田空港からは1~2時間で訪れることができるので日帰りでも楽しめます。

地方のカジノ施設の問題点を取り上げましたが、ソウル以外にも快適に過ごせるカジノ施設は多く点在しています。釜山、仁川、済州島などにもホテル付きのカジノ施設があるので快適に過ごすことができます。

韓国カジノ=ソウルではなく、自然環境豊かな地方のカジノ施設にもぜひ足を運んでみましょう。

20代後半の男kenと申します。ここ最近、年に2回ほど旅行でカジノをプレイしています。韓国やシンガポールのカジノでプレイしたことがあります。
最近電子タバコに変えようかなと考え中・・・・


友達にもシェアしましょう!