オーストラリアカジノ事情

オーストラリア観光の中でカジノを楽しむ、とてもおしゃれな観光になることをイメージしてしまいますが、ラスベガスやマカオのように、街のあちこちにカジノがあり、自分の泊まるホテルから容易にカジノへアクセス出来ると思っていると大変な期待外れに成ります。

カジノは都市にひとつが基本

オーストラリアではカジノは国の統率の元、各州法により州で指定した都市に1つだけしか営業することができないのです。

6つの州がありますが、複数のカジノがある州はクイーンズランド州のケアンズ、ゴールドコースト、およびブレスベンの各都市に1つずつあるだけで、ほかにはタスマニア州のタスマニア、南オーストラリア州のアデレード、西オーストラリア州のパース、ビクトリア州のメルボルン、そしてニューサウスウェールズ州のシドニーだけです。

このうちパースとメルボルンはクラウン系のブランドの統合リゾート内のカジノであり、ゴールドコースト、ブリスベンおよびシドニーはザ・スターのブランドの統合リゾートです。

2013年にはクラウンがシドニーも自分のブランドにしようとしましたが、街の反対をまとめきれないことや、観光のための諸案内を変更するのに苦労する(と思われた)ため断念しました。

2015年代になり、すでにゴールドコーストの老舗カジノ・コンラッドジュピターズも運営していたエコーエンターテイメントグループが、シドニーのスターシティとブリスベンのカジノを共通ブランドにするため「ザ・スター」とつけました。

当初はゴールドコーストのコンラッドジュピターは有名だったことと組合がしっかりしていたので、そのままの名前で営業していましたが、現在では「ザ・スターのカジノ」で通じるようになっています。

一方、シドニーのスターシティも「ザ・スターのカジノ」で通じますが、昔からのカジノ常連客の間ではザ・スターのやや強引とも言える店舗統合でのリゾート領域の拡大のため反感があり、ローカルのカジノ好きやタクシードライバーには「スターシティカジノ」と呼ばないと、わざとか、本当に通じないのか、「Ha?」と言われることがあります。

観光目的なら場所を選んで

シドニー観光目的でカジノを楽しもうと考えるのはお奨めできません。

直結するホテルも「ザ・スター アストラタワー・アンド・レジデンス・アット・ザ・スター」ひとつしかありませんし、近年の失業率の上昇からシドニーの観光客へ対する治安も悪いので、ドレスコードを決めた状態で夜のシドニーをタクシーや公共の乗り物で移動するのは危険です。

またいかにも観光客然とした格好でザ・スターの統合リゾート内外を移動するは昼間でも目を付けられ易いので止めたほうがよいです。

カジノデビューはゴールドコーストで

もしカジノ初デビューを入れて観光を目的にするならゴールドコーストの方をお奨めします。

「ザ・スター・グランド・アット・ザ・スター」のホテルは観光地の中心にもあり、クイーンズランド州ではブリスベンの方が都市機能は上ということもあり、シドニーよりは治安も安定しています。

しかもザ・スターは現在ブリスベンに相当な統合リゾート建設を目指していて、都市型IRの周辺治安不安定からもコンベンションなどはそちらに向いてゆくと予想されます。

それでもシドニーでどうしてもカジノをしたい言う方はシドニーの「ザ・スター」のリゾート内から出ないようにすれば、事故に遭う可能性も下がるので、そちらをお奨めします。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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