【シドニー】カジノ旅行で注意すべきこと

オーストラリアはご存知の通りイギリスの植民地下にあった時期のある国です。風習はイギリス式のものが残っており、カジノもそのひとつです。

そこに高級リゾート感を出すため「ザ・スター」というブランド名をつけたことで、「富裕層の社交場」のイメージがより強くなっているようです。

2018年3月に遊びに行ったポーカープレイヤーの友人はラスベガスが主な戦場でシドニーは初めてだったようで、「ディーラーもフロアパーソンも役所の事務員のように愛想がなかった、ポーカールームのキャッシャーでも初めてのお客さんへも形式的な手順を教えるだけで、手続きを手伝ってくれなかった」と憤慨していました。

彼が言うには、愛想が良かったのはザ・スターのメンバーシップカードを作る場所の職員だけだった、と感じたそうです。
私の印象は彼らとは異なり、ゲームに長けていれば、少なくとも日本のアミューズメントへ遊びに行くよりはリーズナブルに遊べかつ楽しかったです。

ラウンジでの飲み物の女性サーバーも結構豊富な知識がありいろいろお話(但し英語です)をしてくれるので楽しい場所に感じました。彼女には20AUDほどのチップを渡したら快く受け取られました。

禁止されている行為

一般的にカジノ内は写真撮影禁止です。

観光で来たのだからカジノで遊んだ記念に撮りたい気持ちはわかりますが、最悪の場合、警察へ引き渡されることがあります。スマホやSNSの発達で隠し取りした投稿写真を見かけますが、カジノに許可を取らずに撮影したものは違法行為です。見て見ぬ振りをしてもらっているだけで、訴えられたら裁判の上、損害賠償額を請求されます。

シドニーの街中ではお酒に酔ったり、ドラッグで気を喪失して人に迷惑をかけている人をみかけますが、これをカジノ内で行うと出入り禁止にされます。但し、アルコール類はカジノ内で買うことが出来るので飲んでいけないわけではないです。人に迷惑をかけない範囲で、楽しく飲むのはありです。

ラスベガスや韓国のカジノで遊んだ経験者が、よくディーラーや飲み物を運んでくれた人にチップを渡そうとする光景を見ましたが、シドニーのカジノではチップの受け取りは拒否されます。禁止といえるのかどうか分かりませんが、チップを渡すということは相手を自分より社会的に下の者とみなすことになるので「見下し」ととられるからだと思います。

カジノで働く人は正社員であり、それなりの給与をもらっています。過当競争の激しいカジノと違い、州の主要都市に1つしかないカジノで働く人は、社会的ステータスは決して低くありません。

本来のその人の仕事以外で受けたサービスの場合や、富裕観光客から見て明らかにステータスの落ちる職の人にはサービスに対してチップを出しましょう。これは「見下し」ではなくノブレスオブリッジとみなされます。出したら快く受け取ってもらえます。

シドニーのカジノではチップ本来の意義は通じます。いかにも英国紳士の考え方だと思います。

ポーカーのトーナメントで優勝した時は、ファイナルテーブルのディーラーを勤めてくれたディーラーに賞金の5%程度のチップを渡しても受け取ってくれると思います。これは「あなたの配ったカードで優勝することができました」という意味が込められます。
この場合の渡し方は、直接手渡しするのではなく、ディーラーの前に差し出すように置きます。

チップはあくまでその人のサービスに対し自分の気持ちの高さを表すために渡すものです。また、決して小銭などで渡さないよう注意して下さい。

通路を走り回るのは禁止です。早足程度は問題ありませんが、床が滑りやすく危険だからだと思います。また、テーブル間にロープが張られている場所は床の色にかかわらず通路ではなく立ち入り禁止です。

賭けのチップはテーブルで現金と交換できますが、ディーラー前のチップケースより内側はどれだけ高さがあっても手を出してはいけません。あくまで自分のチップ以外に手をつけてはいけません。

但し、ポーカールームのトーナメントではブラインドを出す人が席を外している場合は、例外的にディーラーの了解があればビック、スモールのブラインド分を場に出すシーンは見かけます。

カジノ内での喫煙は?

ラスベガスや韓国、マカオなどのカジノでは喫煙が許されるカジノも未だにあるようですが、オーストラリアはカジノのみならず建物内は原則禁煙です。

シドニーのカジノを旅行した時には屋外に吸殻を捨てる容器が置かれていたのですが、私が喫煙しないので予測でしかないのですが、ザ・スターは統合リゾートとして設営されているので、喫煙習慣のある国(日本、中国、アラブ系の国)からのお客さんも取り込みたいはずですから、喫煙をしても良い専用の場所が設置されているのではないかと思われます。

ホテルの施設やサービス

ホテルとカジノは別経営ですから、ホテルの施設として自室、エレベーター、お手洗い、レジストレーション、ロビーなどでカジノと同じことが禁止されているかは聞いてみないとわかりません。ホテルコンシェルジュかレジストレーションで確認された方が良いと思います。

私の経験ですが、初めてスターシティホテルへ訪れた時(12年前)はツアーの一環で送迎して頂いた旅行ガイドの方がチェックインしたのですが、あらかじめバウチャーにNoSmorkingにチェック欄はありました。その後個人旅行で直接予約したときも部屋を決めるとき、「スモーキング オア ノースモーキング」と聞かれた覚えがあります。

ザ・スター・アストラタワー・アンド・レジデンスでもこの傾向は引き継がれているかもしれませんのでホテル予約時に確認されると良いと思います。

またエレベーター脇でフロア案内をしていた職員が撮影をしてくれていた光景を見たことがありますので、写真撮影も大丈夫だと思います。

もし、シドニー市内の別のホテルを予約する場合はツアー予約時に喫煙については確認したほうが良いと思いますが、少なくとも写真撮影を禁止された経験はありません。

カジノへ出かける時に知っておきたいシドニーの現状

ザ・スターのブランドがついた2015年以降、シドニーの就業率は上がってますが、失業率もこれまでにないほど高い数値になっています。市内の治安はあまりよくないと思われます。

また、市内在住のポーカープレイヤーの友人に聞くと、故意か本当に知らないのですが「ザ・スターのカジノ」というと「そんなもの知らない、スターシティのことだろ」と言われたそうです。既存施設の取り込みに市民の一部は反感が強いようなので、あまりローカルの人との接触は避けたほうが良いと思います。

カジノが目的でシドニーへ出かける場合、なるべく、ザ・スターのカジノへ直結しているホテルへ宿泊することをお勧めします。

昨今、シドニーの治安は特に観光客に対してあまりよくありません。まして、ザ・スターの施設へ出入りするお客さんは高価なものを所持していると思われがちで目をつけられ易いです。

ザ・スターのホテルから通路で連結した施設以外に外出するときにはなるべく普段着で、手荷物は少なく、女性でもトートバッグなど口の開いたものは避けて、チャックで閉められるバッグにするようにして下さい。

ザ・スター以外のホテルに宿泊する場合、地図上はセントラル駅から出ているレールでカジノまで行けるように見えますが、起点のセントラル駅はホームレスやお酒やドラッグのドランカーの溜まり場のようになっていて、途中の駅が全て不安定とは限りませんが、カジノに向かう客は「お金を持っている」と言っているようなものなので、なるべくホテルからカジノまではドアツードアの移動方法をとるようにして下さい。

まとめ

カジノ内は撮影、喫煙、お酒に酔っての他人への迷惑行為は厳禁です。

通路はゆっくり歩きましょう。

言うまでも無い禁止事項、例えば、混んでいるからといって意図的に別性のトイレに入ったり、カジノで他人のカジノチップに手を触れたりすることは常識の範囲として禁止です。

ザ・スターのホテルに宿泊していない場合は、ドレスコードのままレールやタクシーに乗るのは危険なので止めましょう。

基本は、ツアー会社またはホテルに頼んで送迎してもらうようにして下さい。この場合、ドライバーには必ずチップを渡してください。渡し方は、メーター料金に15%程度を上乗せして支払って、「ノーチェンジ」と言って下さい。

できることなら、初めてのシドニー旅行は旅行会社のツアー(大概カジノは入りません)で観光するか、カジノ目的ならザ・スターのリゾート内で過ごすか、このどちらかに絞ることをお奨めします。

ザスターで過ごす場合、旅行パーツとして、航空券、ホテル、送迎オプション、ETASをそれぞれ個別に用意する必要がありますが、旅行会社で手配してもらうことをお奨めします。

私も12年前、初めてのシドニーは旅行会社の定番ツアーにいろいろオプションをつけました。その頃は今ほど治安も悪くなかったので夜でもドレスコードで移動出来たのですが、現在はシドニーは初めてという人は絶対それは止めて下さい。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


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