サイパンのカジノ最新情報【新カジノオープンの予定は?】

サイパンには唯一のカジノとしてオープンしているベストサンシャインライブカジノがあります。2015年よりスタートしましたが、住民や観光客の反応はさまざまです。ここではベストサンシャインライブカジノについて紹介します。

カジノによる経済効果、国民の反応


サイパンは2014年にカジノが合法化され、2015年に小さくオープンし2017年にグランドオープンとなりました。そのため2018年現在では最近カジノが合法化となり建設された地域といえます。

2014年の公募は2社あり、選ばれたのは1社のみでベストサンシャインという会社で、香港のインペリアルパシフィックインターナショナルホールディングスという会社のサイパンでの子会社にあたります。

ベストサンシャインライブと、現在はインペリアルパレスサイパンと改名された2つのリゾート施設はあり、どちらも順調な功績といえます。ベストサンシャインライブは、もともとの予定ではホテルなどのリゾート施設とカジノを同時にスタートする予定でしたが、先にカジノ施設だけをオープンするように計画を修正しました。

これにより、2015年7月にカジノが誕生し、サイパン初のカジノリゾートの第一歩となったのです。インペリアルパシフィックインターナショナルホールディングスの全体の2015年はほぼ利益と損益がほぼ同じという状況になりましたが、前年は親会社の現地通貨で約2.5億香港ドルの赤字でしたので、非常に好調になっているといえます。また2016年の上半期では売上は約40億香港ドルで、この9割以上がカジノゲームの売上となりました。

サイパンはもともと観光地で日本人が非常に多かった地域で、住民が6万人ほど、年間の観光者数は50万人ほどとなっていました。このサイパンに遊びにいく日本人の反応はさまざまです。例えば今まで夜は何も遊べるところがなかったけれど、これからは夜も遊べるという期待をもっている人もいるのです。

またカジノの親会社は中国の会社であるということもあってか、このカジノでの売上の主な顧客は中国や韓国、マカオとサイパンのVIP層となっており、主に海外からの収入を得ているという状態になっています。ショッピングをしたいのに大きなカジノが邪魔になっていると感じている方や、周辺ショップの内容が中国人向けである、サイパンは田舎の風景なのに急にお城のような施設があって違和感を感じるという声などもあるのです。

ほかにも、現地の日本人が経営するホテルが契約延長できずにカジノの親会社に引き継がれることとなっているケースなどもあります。それほど大きい観光地ではないことから、住人からは中国企業をサイパンに寄せるために癒着があったのではないかと考える人もいるなど、カジノができたことへの反応はそれぞれ異なります。

新カジノオープンの予定は?


現状として、サイパンでのカジノはこのベストサンシャインのカジノ1軒のみとなっています。カジノ施設のみのソフトオープンとなっていましたが、既にグランドオープンも完了しており、ほかの宿泊施設を運営するなどのことはあっても、新しいカジノという計画は2018年現在ではありません

もともとの計画ではホテルの客室は4,000室以上、ゲームテーブルは1,600台、スロット3,500台という計画で応募して、サイパン初のカジノリゾートに決定となったのですが、このベストサンシャインが含まれる施設がどのような経緯で2018年現在の状況となったかをご紹介します。

2015年7月、ベストサンシャインライブカジノとしてカジノのみのプレオープンを果たし、その規模はゲームテーブル10台、スロット48台となっていました。カジノの建物も新しく建てたものではなく既存の建物を使用し、スタッフの教育目的で運営するという名目で小さな状態でスタートしています。

2016年にはゲームテーブルが30台、スロットは倍の100台近くまで増設しています。なお2016年時点ではバカラテーブルがメインで、ブラックジャックが2台、ルーレット1台、カリビアンスタッドが1台で、残りがバカラテーブルといった状況で、ゲームテーブルは白をメインとした色使いで清潔感あるカラーコーディネイトです。

2017年7月には14階建てのホテルが完成し、インペリアルパシフィックリゾートホテルサイパンとしてソフトオープンしカジノ場所をホテル内に移動しています。このときの規模は70台のゲームテーブル、スロットは190台となっているほか、飲食の提供が24時間となっている施設です。

見た目もほかのカジノに負けないようなお城のような外見となっており、ホテルの敷地内には噴水が設定されていたり、金色に輝くイルカの像なども設置され、サイパンらしさを全面にだした豪華な建物です。その後2017年11月27日にグランドオープンし、インペリアルパレスサイパンとホテルの名前を改名して、現在に至ります。

2018年度インペリアルパシフィックが収益損失

前述にてご紹介したインペリアルパシフィックが、収益の減少にともない売上負債が増加したため2018年の損失が見込まれているとの情報が入りました。

オープンから人気を集めて順調に運営していましたが、従業員の不法労働や大型台風の災害によって経営に影響が及んでいるようです。
昨年8月頃には従業員への給料の支払いが遅延する等の報道もあり、リゾートホテル部門からは着工中の工事期間も延期をすることになっています。

インペリアルパシフィックインターナショナルは、日本からの観光客誘致に尽力されているので是非がんばってもらいたいところです。

香港証券取引所へ出した声明では2019年3月末までに監査の結果が報告されることになっているため、今後も何か新しい動きがあればこちらに追記していきます。

まとめ

サイパンではもともと公募で決まった際のカジノはオープンを無事に果たし、それ以外は公募での契約がされていないため、今のところ新しいカジノの建設予定はありません。今後の観光誘致としてカジノが利益を出し続けていくのか、イメージが変わったとして観光客が減ってしまうことになるのかはわかりませんが、ベストサンシャインライブカジノが成功している状態が続けばサイパンにほかにもカジノの建設がでてくるかもしれません。

今までは夜は何もすることのなかった観光地サイパンですが、今後は日中は海で遊び、夜はカジノで遊ぶという新しい楽しみ方が増えていることは事実でしょう。

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


友達にもシェアしましょう!