北朝鮮のカジノホテル、骨組みが20階に到達するも工事中断。中国から抗議

北朝鮮、平安北道(ピョンアンブクト)新義州(シニジュ)で建設中の30階カジノホテルが全階の骨組み完成を目の前にして、突然、工事を中断したことが明らかになった。

これには中国との関係性や立地の問題が大きく関係しており、まだ再開の目途は立っていないとのことです。

 

 

中国との国境に面した立地

この工事中断にはさまざまな要因があるとされるが、とくに大きいものとしては以下2点があげられる。

  1. 自国民のギャンブルに頭を悩ませる中国政府
  2. 中国の高官が北朝鮮カジノに入り浸る大問題

どれもギャンブルについての問題が絡んでおり、どうやら「中国から川を超えてすぐ」という建設地が大きく影響しているようだ。

 

自国民のギャンブルに頭を悩ませる中国政府

中国人は毎年「海外のギャンブルにカネを落とし無駄にしている」とのことで中国政府は現在、自国民のギャンブルに頭を悩ませている。

にも拘わらず、冒頭で話した北朝鮮のカジノホテルは、中国との国境が目の前にある平安北道(ピョンアンブクト)新義州(シニジュ)に建設。

丹東から川さえ渡ればすぐのところにカジノを作られるとなると、中国人がこの新カジノホテルに流れることは覆いに予測できるだろう。

これが中国政府が認めがたい一つの要因ではないだろうか。

 

中国の高官が北朝鮮カジノに入り浸る大問題の影響も

中国は以前、北朝鮮にあるエンペラーホテルというカジノホテルに中国の高官が入り浸っているとして大問題になった一件がある。

これは、吉林省・延辺朝鮮族自治州の「蔡豪文」交通運輸 管理 処長が、公金318万5500元(当時レートで約4100万円)もの大金を上記のカジノホテルで21回にわたってすってしまった…。という問題だ。

この件は、蔡処長に裁判で懲役17年の判決。カジノホテルは中国政府の要求で閉鎖といった状況で幕を閉じたが、北朝鮮はまた中国の目と鼻の先にカジノを建設しようとしているとなると中国政府には見過ごせない問題となる。

これが2つめの要因だ。

 

北朝鮮カジノホテル工事中断へ

という、2つのギャンブルに関する問題があり、中国政府は工事中断の異議を唱え建設を阻止。

2018年春よりおこなれてきたこの開発を最近になって金正恩氏、自ら新義州を訪れ現地指導を行ったとされるが、中国の横槍で開発を中断する形で幕を閉じた。

今後、再開する可能性はあるのか。またはプロジェクトを新天地で行うことになるのか。これからも一件の動向には注視すべきだろう。

 

 

カジペディアに在籍しているライターが執筆したものです。 カジノに詳しいライターが分かりやすく丁寧にご紹介します。


友達にもシェアしましょう!